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内容説明
仕事ができる人は、他の人が気づかないチャンスやヒントになぜか気がつくもの。本書はそんな「発見力」のある人になるための具体策を伝授する。街や職場から普段気づかないヒントを見つけ出す方法、新聞、雑誌やテレビなどから価値ある情報を発見する方法、場の空気を敏感に読み取れる「気が利く人」になる方法、そしてインスピレーションを得るための習慣術などの具体論が満載。あなたの「モノの見え方」が変わってくる!
目次
プロローグ 気くばりこそが発見力だ(気がつく人は場の空気を読んでいる 気がつく人は相手の気持ちを読んでいる ほか)
第1章 視点を変えれば、ものは違って見える(街から山に入るだけで見え方は違う 街にあるものをじっくり見てみよう ほか)
第2章 気がつく人は「見え方」が違う(気がつく人は、人の痛みが読める プロの細やかさやマナーを身につける ほか)
第3章 気がつく人には情報も集まる(情報収集能力の鍛え方 新聞、雑誌をどう読むか? ほか)
第4章 発見力を養うための習慣術と勉強法(掃除をする、整理をする 一人旅をする、歩く ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
14
情報収集能力はどう鍛えられるか。それにはいくつかの方法がある。情報を何度も型から仕入れ、体で覚えるように訓練するやり方もあれば、まず知識として記憶し、ケースバイケースでその情報を取り出せるように頭の回転をあげるよう繰り返し努力する。 いずれにしても自分の持っている能力をフル稼働させることが絶対条件である。 そして常にアンテナを高く張り、自分が知らないと気づいた瞬間、発見が始まる。 知らないことを楽しんでそこから頭を回転させることでものの見え方までもが変わってくる。2019/01/08
maito/まいと
13
「発見力」とあるが、どちらかというとテクニック論よりも心の持ちように比重が置かれた一冊。自然に触れることでのリラックス効果や、発想を高める俳句作りなど、著者ならではのやりかたが随所で見られるが、それ以外は比較的オーソドックスで、それほど目新しいものはない。テクニック習得を目的にしている方より、テクニックの基になる自分の内面作りを求めている方にオススメ。2014/07/17
犬こ
7
これから何が流行するか、社会に必要とされるものは何かという視点で、誰もが見過ごしていたこと、誰もが気づかなかったことを見つける力が先見力・発見力。とりたてて新しい気づきは無かったけれど、自分に再認識させる・復習するという意味では、こういう類の本は役立ちます。2014/07/18
たぬたぬ
3
再読。読み直してみると、同じことばかり何度も繰り返し書いているだけのような気がした。気づかい、マナー、空気を読む…周りをよく見て、自分も省みる余裕を持とうということ。もう少し深みがほしかった。2013/12/21
yumechi
1
タイトルが微妙な気がする…。後半の内容は納得できることが多い。俳句とか山にはいるとか、解放されたり自然に心を委ねることも時には大切。それができないなら、ちょっと外を歩くとかね。前半は曖昧すぎてよくわからなかった。大切なのは他人への気配り。気配り出来るから、アイディアが閃く。自分の経験でもそうですが、考えすぎても出てこないから不思議です。あとは発見力なんて一日二日では身につけられ、深めていけるものでは無いので、じっくりと身につけることかな。スポーツとか勉強といっしょですね。2013/08/13