天然ブスと人工美人どちらを選びますか?

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天然ブスと人工美人どちらを選びますか?

  • 著者名:山中登志子
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 光文社(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334034948
  • NDC分類:367.2

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内容説明

見た目重視の「美の格差社会」をどう生きるか? 美人、ブス、フェチの分析、美容整形の取材、自らの「出会い系」体験から、「外見オンチ」(=美しくない人)への処方箋を示す。

目次

1章 「美人論&ブス論」の書き手の顔
2章 美の格差社会―私的「美人論&ブス論」
3章 顔が変わった女たち
4章 顔とからだにメス―美容整形
5章 フェチが「外見オンチ」を救う
6章 「見た目」とセックス
7章 顔の履歴書

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

61
著者の本棚には美人、ブス、見た目、ダイエット、その延長で結婚、セックスに関する本ばかりが並んでいて本棚を見られることで恥ずかしい思いをする時もあるという。いや興味深い本棚だと思うけどな。。。言に本書も面白いものであった。2019/05/14

ちさと

22
タイトルのインパクト以上の物は、書かれていなかった。自称「外見オンチ」な著者による美の考察。顔採用の企業が堂々と存在するように、顔面偏差値が高いということは可能性が大きいということにはなると思う。でも恋愛に関してはどうなんでしょう?中身が良ければ無骨でも良い、というのが評価されるのは確かにそれなりに時間がかかるものだけど、自分の愛する人が世界最高に見えてしまうというある意味客観的判断の断固たる無視、審美的基準の多様性の上に恋愛は成立してると思う。こんなに顔面偏差値にこだわり過ぎる必要あるのかな、、?2022/12/09

みい君

12
著者の山中さんが当時の出会い系で知り合った様々な男性とのやりとりがとめどなく綴られており、何だかなーなんて思いながら最終章にまで読むと、なるほどこういう事なのかって納得出来ました。驚くのは出会い系ツールにより男女がこんなにも出会いとか癒しを求めている事。まるでネットショッピングさながらに取っ替え引っ替え選んでいる感が拭えない。ブスでも美人でもそれなりの人に選ばれるんじゃないのかな?あまり考えないで、でも努力は惜しまないでいればいいんじゃないのかな?2019/12/12

中野(racoon)

10
★★★★☆ 「カンナさん大成功です!」や「ビューティーコロシアム」、菜摘ひかるの本など、好きなものがたくさん出てきてワクワクな滑り出し…だったが後半は単純に気楽に「美人、ブス」では語れない内容(顔が変形してしまう病気)になってきて最初と路線違いすぎ!と思った。美のヒエラルキーや美容整形を受けた人のその後、実際にクリニックに行くとどのようなカウンセリングがあるのかなど、中盤まではすごく面白かった。美人なら幸せになれるとは限らないけど、一瞬の無言の説得力の強さは間違いなくあるし、容貌も才能のうちだと思う。2015/03/06

トダ―・オートマタ

6
最後のほうは著者の体験が中心だが、それまでは整形や美のヒエラルキーのことを書いている。 本書は今の時代は見た目が相当生き方に影響するのは同意する。 著者の感情論も多少は入っていると思うが、 タイトルのような質問を言われてしっかりと答えられる人は 男性だろうが女性だろうが相当少ないとも思う。 最近の韓国では整形が流行っているとか言うが 残念ながら芸能界の部分では日本もあまり変わらないように思う。 ただ、それでも整形をした人が後ろ指をさされるのは メディアがこういうことにはっきりできないからだろうとも思う。2012/03/18

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