中世寺院と民衆 (増補)

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中世寺院と民衆 (増補)

  • 著者名:井原今朝男
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 臨川書店(2009/01発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784653040361
  • NDC分類:185

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内容説明

戦争、飢饉、疫病が人々を絶え間なく襲った中世、寺院はどのような場として存在したのか。鎌倉新仏教の各教祖や教義、また権門寺院中心の研究に限られていた従来の中世仏教像を見直し、宗派・学派・規模の違いを越えた「中世寺院」のありのままの姿を探る。好評を博した初版本に中世寺院の国際性と外交僧の活躍等を加えた増補版。
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目次

第1章 中世寺院の置かれた社会
第2章 中世寺院の多様性と階層性
第3章 権門寺院の護国主義と万民豊楽
第4章 中世寺院の国際性と外交僧
第5章 中世寺院による技術と呪術の組織化と革新
第6章 中世寺院による民衆統合
第7章 祈祷・呪術を否定する中世仏教
むすびに 中世民衆仏教の到達点