内容説明
人気テレビ番組「たけしのコマ大数学科」の解説でおなじみの「猫好き科学ライター」竹内薫氏原作による、萌え量子論コミック。失恋の痛手が癒えぬ少年、勇希(ゆうき)くんは、量子のことばかりを話す不思議な美少女、あいりちゃんと出会う。しかし、いきなり読者だけに知らされる衝撃的な事実……。なんと、彼女の耳は猫の耳だった! 何も知らない勇希は、ふつうの「量子論に詳しい女の子」として、あいりに夢中になっていく……。日を追うごとに思春期特有の妄想がエスカレートしていく勇希と、あいりの関係のゆくえは!? そして何より、あいりの正体はいったい!?ストーリー漫画を読み進むうちに、まるで脳にしみこむように自然に量子論のイロハが理解できてしまう画期的な漫画が、ついに登場した!
目次
耳、とがってますけど!
量子は挙動不審です
量子は『態度』なんだよね
量子には個性がないのです
量子テレポーテーション!?
量子はデジタルな感じデス
光は波でツブで量子です
超ひも理論ってなんですか?
量子の天気予報
シュレディンガーはヒドイです
量子の暗号なら安心です
さよなら、あいりちゃん
彼女のいない世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chuck
14
なんかわかったようなわからんような…でも、帰納的でなく演繹的にしかアプローチできないテーマって結構あるよな。ま、これは参考図書へのいざないでしょうから。2018/08/07
anco
7
量子論について扱ったマンガ。量子論を知らない中学生ぐらいが読むにはちょうどいいのかもしれないです。2015/10/01
yk
6
やっべー。わからん・・・な。2021/12/22
あつ子🐈⬛
5
名古屋市科学館『アインシュタイン展』@einstein_nagoya に触発されて、再読。竹内センセがこんなに分かりやすく解説してくれているのに、やっぱり難しい。そしてアインシュタインもシュレディンガーも、すっごく女癖が悪かったのかー(余計な知識)2021/04/08
のろろ
4
量子論以前に、そもそも「原子」とは何かがよく分かっていない状態だったので、本書はとても分かりやすかった。中学理科の化学分野を再学習したかった私としては、ここまでハードルを下げて解説してくれたことに感謝したい。あと、ねこ耳少女がとってもかわいい。2013/09/06