内容説明
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旅先で出会うさまざまな数学を楽しく学びます。奈良の法隆寺では白銀比に出会い、函館の五稜郭では黄金比、湯の川温泉ではタイルの敷き詰めから正多面体に思いを馳せ、日光では三角比を使って坂道の勾配を測り、地図を読んでいきます。旅先で出会った数学がじつはこんなにも身近にひそみ、使われているということも実感できる、優しい数学書です。
目次
第1話 古寺にひそむ数の謎(古都奈良・法隆寺の金堂と五重塔を巡る 建築の真珠・夢殿を巡る 斑鳩の里の散策)
第2話 大地に輝く緑の星(緑に輝く星型のお城 未来を夢みるブロンズ 展望台をくるりと回る 湯の川温泉の露天風呂)
第3話 高原のドライブ旅行(いろは坂を上る 今日のスケジュールをたてる)
第4話 曲線の見える旅(湯布院のソフトクリーム 黄金色の草原を走るバス)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
powe
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題名からもわかるように、黄金比は西洋だけのものではなく、日本にもとりいれられている。 旅になぞらえて、数学の面白さがわかる。2017/01/18
とりもり
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まあまあ面白かった。最初の白銀比と黄金比のエピソードが一番良くできており、後半はやや強引に旅行に結び付けた感は否めないものの、全体に内容は平易で、数学があまり得意でなくとも読み進めることは可能だろう(式が多いので、理解できるかどうかは別問題)。個人的には、曲尺の作りに昔の職人の智恵を感じて感激した。★★★★☆2012/06/26
55くまごろう
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幾何学の軽い読み物で、ちょっとした数学的探究心を久々に刺激され、心地良かった。幾何は代数より身近な気がする。イメージが眼に見えるからだ。こんな気軽なことは、とても高校生の頃には言えなかったな。2011/08/06




