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内容説明
女帝とは、しょうがなくの中継ぎではなく、政治力・外交力にも長けた国の大黒柱だった――従来の男中心史観の常識を鮮やかに裏返して、歴史小説の第一人者がその実態を描き出す。推古天皇から後桜町天皇まで、古代から江戸に生きた八人の女帝たちを通観し、隠された権力者たちの素顔に迫る。
目次
推古天皇―御存じですか、東洋最初の大女帝
皇極(斉明)天皇―大工事の謎を残して
持統天皇―栄光と悲劇を一身に
元明天皇/元正天皇―女帝にとって遷都とは
孝謙(称徳)天皇―恋に生き、愛に死し…
明正天皇/後桜町天皇―「マサカ」の出現、両女帝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃいろ子
37
より理解を深めたくて読み始めた。 とても楽しく興味深く読めたが、本当に色々複雑で、わかったようでわかってはいない。でもこの積み重ねで、だんだん覚えていくのよ!!と自分を慰めつつ(i_i)\(^_^) とにかく誰と誰が結婚して、誰の子どもで誰と異母兄弟で、この血筋がこう繋がっていて、、、降参。 とりあえず天上の虹などを片手にビジュアルで必死に覚えている感じ🤣 が、何が楽しいって、読み終えている他のご本をまた読み返すと、牛の歩みのようですが、あっこの方!!と少しは理解が深まっていることなのです(笑)2022/08/07
多津子
12
推古天皇から始まる女帝の歴史。男性天皇の中継ぎではなくゴッドマザーとして君臨した女帝たちの姿が描かれる。中でも持統天皇と藤原不比等の攻防はすごく面白かった。著者の作品はいくつか読んだことがある。生き生きとし逞しい女性から見た歴史が面白かった。その持ち味が存分に生かされたこの本は、カルチャーセンターの講座を元にしたものらしい。その講座受けてみたかった。歴史の定石を反対側から見てみるというのは、多感な時期に戦中・戦後を過ごし価値観を変えられた著者ならではなのかもしれない。2021/03/07
新平
7
政略結婚の手段として扱われる事が多い歴史上の「女」を、意志ある存在とし、彼女らの目線から歴史を語ってみると・・・という歴史小説家のエッセイ。皇族の男に対する蘇我家の女というアイデンティティの存在を仮定して、歴史上の人物の行動を読み解く傑作。ちなみに、史実を変えずにその行間を想像力で埋めるのが歴史小説で、史実を改変するのが伝奇小説なのだとか。2015/12/30
まきまき
4
先に読んだ「光明皇后」で、「元明天皇が持統天皇と同じく不比等を信頼して頼った」という記述を読んで、持統と不比等をライバル関係に置いていた永井路子さんの本を読みたくなり、本書を読んでみました。「中継ぎ」「お飾り」とされていた女帝の歴史を「裏返」し、女帝も自発的に国を治めた支配者だったのだとする永井路子さんの説、痛快ですね。天武系が天智系に回帰したという従来の父系の解釈ではなく、蘇我系が藤原系にシフトしたという母系の考え方は面白いですね。平易な語り言葉で読みやすい1冊。2018/08/25
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇵🇸🇾🇪🇱🇧🇨🇺
3
単行本は2005年、この文庫は2009年。著者は女帝を始めとして歴史上の女性が主人公の小説で有名な作家で、2023年に97歳で亡くなっていた。 推古は大家(おおとじ)説。当時の妻問い婚と家庭の在り方からすれば、女性が家の中を取り仕切っていた。推古は蘇我家と天皇家の大家だったので即位は当然だった。 聖徳太子は後世に作られた虚像という説を紹介し、その実際の存在感の薄さを指摘。創られた太子像によって書紀における存在感が薄れたのは馬子。この馬子こそ当時の大王で、蘇我大王家が当時の実情だったのでは、と。→2025/02/21
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