角川SSC新書<br> 自分道 自分をつらぬき歴史を作った女たち

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角川SSC新書
自分道 自分をつらぬき歴史を作った女たち

  • 著者名:玉岡かおる
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2014/05発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/10)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784827550573
  • NDC分類:281.04

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内容説明

自分の踏み込むべき道についての説明書はない。一生自分を張っていかなければならない人間は、ときには心が弱り、傷つくこともある。近代日本の礎が作られた幕末から昭和初期は、女は男の陰に隠れて生きることを余儀なくされた時代だ。そんななかでも自分を見失わず、自分ができることを精一杯やり遂げた女たちがいた。人生に迷ったとき「自分道」をつらぬいたそんな先人たちの生き方が一つのヒントになることもある。きっとこの一冊はあなたの心に効くだろう。

目次

序章 いきる 自分道の途上にて
第1章 いどむ 一生の仕事
第2章 とまる 家庭と女性
第3章 ゆるす 並び、離れて夫婦道
第4章 まもる 母と子と
第5章 すすむ 国際人の資格と品格
第6章 ひらく 友と同志と仲間と
おわりに いま一度、自分道

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きたむらさんえ

3
図書館本。かの平塚らいてうや、山口淑子のエピソードが紹介されている。個人的に無名のラストエンペラーの実弟の妻・浩に感情移入してしまった。2015/11/17

1
鈴木商店って、昭和恐慌の時の大蔵大臣の失言問題の知識しかないから、こんな人がやってたのかー、と参考になった。嵯峨浩と李香蘭はたまにドラマにもなったりしてメジャーだし、市川房江と平塚らいてうはこの手の本の常連。読めば読むほどらいてうさんはクラッシャー。全体的には何が言いたいのかよくわからない本でした。2011/12/04

homkithi

0
大河ドラマ『龍馬伝』に登場する大浦慶という女性について詳しく知りたくなって読みました。あの時代に全く新しい商売に手を付ける先見性、詐欺事件に巻き込まれ現代の貨幣価値で約三億円の借金を背負いながらも、死ぬまでにはきちんと返す商人としての信義と意地。その生き様に惚れます。あとは鈴木商店の礎をつくった鈴木よね・金子徳の生き様の背景に極めて保守的な女性像を説く『女大学』があったという指摘は新鮮でした。あと印象に残ったのは嵯峨浩の次女が著者に言った「大丈夫でございますよ。命さえあれば」という言葉です。2010/08/26

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