内容説明
設計とは、使う人にとっての価値を発掘し、必要な機能を分析し、それを実現する構造を決めることだ。価値から機能を、機能から構造を考える。
目次
「設計の意義」―設計とはどんなものか
「設計のプロセス」―何をどんな手順で決めるか
「設計の構想をつくる」―考えをどう作るか
「機能と機構の実現」―考えをどう具体化するか
「設計に必要な力の知識」―現象を支配する要素の関係をつかむ
「寸法」―形と大きさを決める
「材料」―どんな材料を選ぶか
「設計に不可欠な部品の知識」―必ず使う基本要素
「機械の製作」―どうやって作るか
「設計の手段」―どんな手段で設計するか
「設計の具体例」―たとえばこうなる
「技術の将来と設計」―技術と設計者はどうなるか
著者等紹介
畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1964年東京大学工学部機械工学科卒、1966年修士課程修了。(株)日立製作所勤務、東京大学工学部産業機械工学科教授の後、工学院大学教授、東京大学名誉教授、工学博士、(株)畑村創造工学研究所代表。福島原発政府事故調元委員長、現在、消費者庁消費者安全調査委員会委員長。設計・生産学、生産加工学、失敗学、危険学、創造学の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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