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内容説明
<p>希望が見えない時代の、希望に満ちた仮説</p><p>ピーター・センゲに「リーダーシップを本気で学ぶ人が読むべきただ1冊」と言わしめた名著、待望の邦訳。「サーバント」――つまり「奉仕」こそがリーダーシップの本質だ。</p><p>1977年に米国で初版が刊行されて以来、本書は研究者・経営者・ビジネススクール・政府に絶大な影響を与えてきた。「サーバントリーダーシップ」の概念は、今やリーダーシップ論の基本哲学を成している。</p><p>「サーバント」――つまり「奉仕」こそがリーダーシップの本質だと、著者グリーンリーフは説く。自らの良心に従い、より良い世界へ導くことを自身の責務と信じ、周囲の人々にとって、組織にとって、優先されるべきことが為されているか、常に心をくだく――そうした「サーバント」としてのリーダー像を描いた本書は、混迷の時代の中、いっそうその輝きを増している。読み継がれてきた不朽の名著、待望の邦訳。</p><p>長年にわたって多くの組織と仕事をする中で、この本が与える衝撃を目の当たりにしてきた。そして、最も大きな成果はこれから現れるだろうと確信している。読者のみなさん、僭越ながら、本書とこの中に書かれた洞察というすばらしい宝物を、心からお薦めしたい。――スティーブン・コヴィー(『7つの習慣』著者)「前書きに代えて」より</p>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
67
銀河英雄伝説のヤンはこのタイプ、とのことで読んでみた。 70年代、ベトナム戦争反対、ヒッピー華やかな頃のアメリカで出版。 日本で翻訳出版は2008年。 親分的じゃなく、腰の低いリーダー像か。 ビジネス書なんだけど、なんとかセミナーみたいな匂いもする。 後書きで太極図が出てきたのは驚きだ。2021/10/19
あつお
15
リーダーがまず「奉仕する者」であるべきだとする、示唆に富む哲学です。権力によるトップダウン型の管理とは対極に、社員一人ひとりの自主性と成長を支援する姿勢に、これからの時代の理想的な組織像を見出しました。変化の激しいVUCA時代において、個々の創造性を引き出すこのアプローチこそが、組織の強靭性と持続的発展の鍵となると確信します。リーダー論に留まらず、他者とどう向き合うべきかという根源的な問いを投げかける本書の思想に深く共感し、自らも常に「正しさ」を問い続ける姿勢を貫きたいと強く感じました。2025/07/25
チャー
15
これまで持っていたリーダーのイメージに新たな視点を持つことができた。組織のリーダーは、強く物事を発言し常に周りを引っ張る印象が強く、発言力や意志が強く競争や衝突に強いタイプをイメージしていたが、本書ではサーバントリーダーシップという異なるタイプについて詳しく解説されている。奉仕することが本質であり、傾聴、共感、癒し、気づき、概念化、説得などの属性を要する。基本となる道徳的な信念を培い周囲の働きやすさを重視し自分は強く出すぎないようサポートに徹するというスタイルは、個人的に共感する部分が多く勇気づけられた。2021/12/29
エジー@中小企業診断士
8
撞着語法オキシモロンである。スピアーズによるサーバント・リーダーの属性を念頭に置くと良い。傾聴、共感、癒し、気づき、説得、概念化、先見力・予見力、執事役、人々の成長に関わる、コミュニティづくり。著者グリーンリーフが初めてサーバントリーダーシップに連なる思想・哲学・実践論を記したのは66歳の時である。86歳没。2021/06/09
天乃ジャック
7
論点が広過ぎるのか、全体的に難解に思える内容でしたが、読み応え有りです。サーバント・リーダーシップという概念を世界に広めたという意味で、グリーンリーフの功績は大きいと思います。近年、周りを見渡すと、大きな声でぐいぐい引っ張っていくタイプのリーダーよりも、奉仕するサーバント・リーダー的なリーダーが増えているような気がします。本文中には「良心」、「思いやり」、「真摯さ」、「謙虚」、「傾聴」といったワードが散見されます。サーバント・リーダーシップを実践する上で大切にしたいワードだと思いました。2024/05/14
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