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内容説明
中小企業の経営者が常に持っている悩みの種は「社員にいくらの給与を払うのがいいのだろう?」です。高すぎると経営が苦しくなる。安すぎると社員のモチベーションが下がるし、辞められてしまうかもしれない。不満が出てくると困る。でも、そもそも、高すぎるとか安すぎるとかは、何と比べて判断すればいいのだろう?官公庁が発表しているデータは、案外あやしいものです。実際に「他社はいくら払っているのか?」は、なかなかわかりません。本書では、著者が独自に集めた中小企業の賃金データから、世間での相場を明らかにします。その上で、中小企業にふさわしい給与制度を提言します。等級号俸制なんて、中小企業で使うと、無意味どころか弊害が大きいものです。「給与制度とはこんなものだ」と思いこんでいる方、「何だか給与の払い方がおかしいような気がするけれども……」と悩んでいる方、必読です。
目次
第1部 中小企業の給与の相場はどのくらいなのか?(「ズバリ!実在賃金」で探る中小企業の給与相場 中小企業って、こうだったんだ! 役に立たない既存の賃金統計 その他の統計からみる民間給与 ほか)
第2部 中小企業のための給与制度(中小企業は「年功」の良さを残しながら「実力主義」を徹底しよう 北見式給与制度の5原則 北見式賃金研究所からの3つの提案 給与改定の行い方 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akhrynd
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実例が多く、なかなかよかった。が、そのデータの信憑性は?とおもた。2010/10/25
ソウジョウ
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平均値のカラクリって最近別の本で読んだな。//何故か大企業の真似をしたがる中小企業、本質を理解しないのでどこか間違うという例2009/06/24
バレバレット
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一般的に政府機関が発表するサラリーマン平均年収は、わざと高くしている。 そもそも公開する公務員の給料基準になるからである。 実際はそのデータよりも、だいぶ低い数字は平均賃金となっている。 おもに、中小企業の賃金制度について語っている本で、大企業等の均一化された制度は不必要であり、中小企業は社員が見えるのだから、社長の判断により妥当な給料を支払うべきだとしている。 確かに、、、、、2008/12/29