〈新訳〉南洲翁遺訓 - 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

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〈新訳〉南洲翁遺訓 - 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

  • 著者名:西郷隆盛/松浦光修
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2008/12発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784569704173
  • NDC分類:289.1

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内容説明

現在も多くのリーダーが「最も尊敬する人物」として挙げる西郷隆盛の考えを知ることができる『南洲翁遺訓』。同書を編纂した荘内藩は、江戸市中取り締まりの任にあった際、江戸薩摩藩邸を焼き討ちにした経緯もあり、報復処分を覚悟していた。しかし、維新後、同藩に対して武士道に則った寛大な処置がとられ、それが後に、西郷隆盛の内示だったことを知り、感銘を受けたという。その対応に尊敬の念を深め、荘内藩有志によってまとめられた『南洲翁遺訓』は、著書を残さなかった西郷隆盛、唯一の「著書」ともいえる。本書は、41項目と追加2項目の43項目からなることばを、テーマごとにまとめ、インタビュー風のわかりやすい現代語訳と、西郷隆盛を理解する上でかかせない歴史事実や重大事件について解説を加えた。天を敬い、人を愛した西郷が残した珠玉のことばは、混迷の時代のいまこそ読んでおきたい。

目次

第1章 政治の教え(人材の登用について 大きな方向を定める ほか)
第2章 時代の教え(亡き戦没者を思え みだりに外国のマネをするな ほか)
第3章 事業の教え(策略を使う者は、成功しない すべては“人物”で決まる ほか)
第4章 人生の教え(辛く苦しい思いをしてこそ… どんな時でも、自分にとらわれるな! ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

17
再読。戊辰戦争で敗退した庄内藩。厳しい沙汰を覚悟していたところ、思いもかけず寛大な措置。驚いて聞くに、「西郷隆盛の措置である」と。以来、庄内藩では西郷に心酔するものが出、その方々が西郷から直接聞いた話を、後世、出版したものです。最初読んだときは、筆者の見解が少し邪魔くさく感じてしまったものですが、5年以上たって再読したところ、素直に頷く自分がいました。少しは成長した、ということでしょうか。全4章43節全て覚えるのは大変ですので、「敬天愛人」これだけを心に秘めつつ、修養していきたいと思います。2018/01/19

かいてぃ〜

17
西郷さんに関する書は読んだ事が無く、大河ドラマレベルの話しか知らず、仁、義に厚い人なんだろうな…。と漠然と思っていたが、ここまで凄い人とは。聖人だな。この本はかなり西郷さん贔屓の視点で書かれており、反西郷さんを滅多斬りしているのが少し気になったが、俄然西郷さんへの興味は深まった。他にも西郷さん本を読んでみたい。2016/12/16

茉莉花

17
西郷隆盛が遺したさまざまな教えが書かれた本です。彼のことは西南戦争の人ということしか知りませんでした。また、悪いイメージを持たれているということも知らなかったのですが本書を読んで如何に西郷隆盛という人物が徳が高く、誠実で堂々としていて(元敵を含め)数多くの人に慕われていたのかということを知って心から敬服しました。というか、私は本当に知らな過ぎました。西郷隆盛よりむしろ長州藩の大久保利通とかの方が悪のような気が…この本を読んでそう思いました。西郷さんの言うことはどれも正しいけど行動に移すのは難しいと思った2016/06/26

isao_key

10
西郷さんの生き方を綴った遺訓を新訳で分かりやすく解説している。全部で4章43節に過ぎない文章を、西郷さんの思考や行動に即して考え、『論語』『聖書』等を引用しながら、思想の根底にある部分の理解を深めてくれる。特に征韓論をめぐって一般人に流布している誤認について詳細に検討し、それがいかに誤って伝わっているかを説明する。解説で「〈地球問題が…〉などと大上段から説教したがる人の中に、どれだけ道路に落ちているゴミを拾っている人がいるでしょうか。(中略)結局のところ自分の心にいきつくのです」の一文に、はっさせられた。2015/12/04

nob

7
西郷隆盛の思想を理解したいと思い手にしたが、本を間違えたようだ。読みたかったのは西郷さんの思想であって、編者の思想ではない。2018/02/13

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