福翁自伝

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福翁自伝

  • 著者名:福沢諭吉/富田正文
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 岩波書店(2013/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784003310229

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

120
令和アラサー女子、幕末学士の自伝に大いに励まさるる。質実剛健、大胆不敵、清廉潔白。我身に恥ずるところ一切なしと胸を張る筋の通った生き様の眩しさよ。特に母の逸話に胸がすく。物乞のシラミ取りを息子に手伝わせる情の深さを持ちつつ、諭吉兄の死後「病で死んだのは仕方がない」と情に溺れることなく夫の遺品を全て諭吉の将来のため売り払い、老いた体で諭吉について転居する肝の座った武家の女性…それに比べてこの私のなんと意志薄弱で迷いの多いことか。沢山勉強し節制倹約し自らを信じる、それが迷いを乗り越える道だと自ずから理解した。2021/12/31

たきすけ

58
「福翁自伝」福沢諭吉が語る自らの半生を速記者が綴った本作は、直の口伝という意味でとても貴重な自伝の一つであると思います。又清廉潔白な精神を追う物語の中に、時折入る茶目っ気と痛快な小話がウィットに富んだ文章で書かれており、とても明治時代に書かれた物とは思えない内容でした。「学問のススメ」と合わせ是非読んでおきたい一冊です。2015/10/27

よしたけ

57
既存の枠に囚われず破天荒に生き抜いた人なのだろう。長兄急死で家督を継ぐも、旧藩に固執せず大阪へ大した金も持たずに上って行く。蘭学を学ぶことが公に良しとされない時代に砲術修行だと理由を拵えて緒方塾に入塾する。東洋医学を見切って西洋医学に道を見出す。和蘭語に飽き足らず英蘭辞書を読破して英語を身につける。鎖国真っ只中の時代に日本を開いて西洋流の文明に導くことを塾の目的とし、自らを慎み文明改進の為なら世論を気にせず猪突猛進する。「喉元通れば熱さ忘れる」の精神で変化を恐れない福澤先生の熱い想いが随所で伝わる。2022/05/24

壱萬弐仟縁

56
慶應通信から入学記念でもらったのは、10年前に高校入試合格した生徒にあげたので、私は岩波文庫版を買い直した。門閥制度は親の敵、年14,5歳にして初めて読書(14頁~)。私は19歳から目覚めた口。素麺を冷やすには、毎朝、顔を洗う洗手盥(たらい)を持って来て、冷や、汁(つゆ)を拵えるに調合所の砂糖でも盗み出せば上出来(ちょいと表現が・・・)、汚くない(66頁)。慶應義塾では、読書に草臥れ眠くなれば机に突っ伏して寝る。床側を枕にして眠る。蒲団には寝ない(80頁)。2016/07/04

風柳

49
明治の本だから文体古いしどんなもんかなと思ったけど想像以上に面白かった。 幕末から明治への移り変わりを実際に経験してる人の話は面白い。2023/10/21

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