内容説明
「家康の長男・信康は、本当に武田家に内通していたのか?」「家康はなぜ、光秀の家老の娘である春日局の懇願を受け入れたのか?」「上賀茂神社・下鴨神社の神紋は、なぜ徳川と同じ葵なのか?」「暗殺された将軍が4人いた?」……史実をふまえながらも、大胆な推理・推測を働かせて、徳川幕府「51の謎」を解き明かす! スリル満点!
目次
第1章 徳川家発祥の謎
第2章 長期安定・徳川政権誕生の謎
第3章 将軍位継承の謎
第4章 徳川の天下を騒がした事件の謎
第5章 徳川将軍素顔の謎
第6章 徳川大奥の謎
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
13
大奥で生まれた将軍の少なさにびっくり。元々、将軍家の血統を継ぐための機関なのに。ローマ帝国も子供より養子が継ぐときの方が、善政が多かった。話半分としても、面白いエピソードの多い本だった。2016/05/08
しーふぉ
8
徳川家達に大命が降りたことがあったのか・・知らなかった。2014/04/20
みかん丸かじり
2
德川家について書かれていたが、家康や綱吉、吉宗など学校のテストに出るような名前以外の将軍もいて、すごく混乱してしまった。授業ではなかなか習わないような話は興味深かった。2014/06/06
かえる
1
『磯野家の謎』的な本?小説の断片を51個分詰め込みました…みたいな。おもしろいところはおもしろい、興味ないところは興味ない。作者の将軍に対する好き嫌いもわりと入っていたかな。2011/08/02
Hachi_bee
1
チェリーブラボーさんが先におっしゃっていることに強く同意。著者は[はじめに]で慎重に言い訳をしているのですが、その言い訳が本文をさらに面白くする隠し味になっている感もあります。電車での移動中にざっくり読ませていただきました。2009/08/29