ハーレクイン 突然のプリンセス 王宮の恋人たち Ｉ

著者名：レベッカ・ウインターズ【著者名】/山口西夏【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596220530

内容説明

アレクサンドラはせっぱつまっていた。ハリウッド女優だった母が莫大な借金を残して亡くなり、返済するには母が遺したダイヤモンドを処分するしかない。ニューヨークの高級宝飾店に引き取ってもらおうと出向いた彼女はダイヤモンドはすべて模造品だという鑑定士の言葉に呆然とした。そんなことはありえないわ！　食ってかかるアレクサンドラの前にその一部始終を監視カメラで見ていた店のオーナーが現れた。君の問題を解決する方法がある、とオーナーは言い、自分の素性を明かした――カステルマーレ公国の皇太子ルッカだと。そして、ルッカはアレクサンドラに驚くべき解決法をもちかける。■地中海の小国カステルマーレの王室をめぐる物語。王位継承に伴う結婚問題に悩む皇太子ルッカは、偶然目の前に現れた女性に惹かれ……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

コミックが楽しかったので小説も。とはいえこれは順番を間違ったかな。重たくなくさらりと読めるんだけど、ロマンス小説にしてもとんでもない展開だわね。一国の王位継承者の婚約がこんなにあっさり簡単に認められる訳ない・・・。コミックを読んでいるときはさほど気にならなかったのに。不思議。でも嘘をついてでもヒロインを国にさらって結婚に持ち込んでしまおうと考えるプリンスって（笑）。ヒロインが自分以外の男性と楽しそうに談笑しているだけで嫉妬メラメラ。生真面目な男性が真っ逆さまに恋に落ちる図は楽しい。

2015/12/28

[かもめ]

いい話だった〜(//∇//)ロイヤル/鬼畜じゃない/非シークレットベビーな話が読みたくなり、好きなレベッカさんの中で探したら見つかった作品。悪い人が出てこなくてヒーローも優しくて幸せ(//∇//)おすすめです！

2017/07/15

[める]

これもさらりとすれ違いラブを楽しめる。警備員が王太子で借金まみれの自分も実はプリンセスで！？というタイトル通りのトンデモ展開なのですがそこを乗り越えればプリンスの嫉妬と工作が胸をときめかせてくれます。

2014/01/04

[みろん]

スキャンダラスな女優の娘と、王位継承のためにすぐに結婚しなければならなかった皇太子とのロマンス。ある日突然プリンセスに！…というこれぞまさしくハーレクインなお話。説明不足もあるけど、全体的にほのぼのロマンチックな読後感。

2009/11/26

[Mari]

★★★

2009/11/09