ハーレクイン<br> 愛の物語の結末は?

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ハーレクイン
愛の物語の結末は?

  • ISBN:9784596931979

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内容説明

イタリア人の恋人にプロポーズされ、ドナは幸せだった。トニは子供っぽくて少し頼りないが、私を愛してくれている。孤児だったドナの憧れ――家族を持つ夢がもうすぐかなう……。ところが彼の実家を訪れると、冷たい歓迎がドナを待っていた。傲慢そうなトニの兄リナルドが、手切れ金を提示してきたのだ。家業を継ぐ彼には、ドナが裕福な一族を狙う女に見えるらしい。憤って拒否したが、リナルドが次に放った言葉にドナは驚愕した。「トニはいつか君を忘れるが、僕たちはお互いを忘れられない」なんという人!結婚を阻止するために、私を誘惑する気なの?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

18
うむむ。一番感想を書きにくいタイプのお話だ。まったく性格の違う兄と弟を愛してしまうヒロインの葛藤、というお話ならまだいいんだけど、弟は亡くなり、ヒロインは妊娠している・・・、その後彼らの仲を反対していた兄と結婚という設定からして引いてしまう。ヒーローがヒロインに浴びせかけた暴言の数々を思い出すと口がへの字になっちゃう。弟はしょうもない人間だったと思うけれど、兄の愛も独善的。どんなに苦しんでも自業自得!と思ってしまうのですっきりしない。きっとこの作家さんの書くヒーローが苦手なんだと思う。2015/08/18

きき

6
結婚した後も祖父の援助を受けるつもりのダメ弟には呆れた。 生真面目ヒーローの不器用さは嫌いじゃない。 ヒーローのヒロインへの愛は悲しくも切なくて出産の場面は泣けた。 ヒロインとヒーローの間に愛が育っているのにすれ違う心がもどかしい。 好きな作品。2019/06/19

romaco

4
★★★ ヒーローの言いがかりやその元婚約者の嫌味に倍返しする勢いで正論を吐くヒロインが小気味よい お約束のような切ないラストでヒーローの事も許せるし2011/06/13

me

3
お互いにひと目見たときから本能的に強く惹かれた二人だけど出会ったのが遅すぎて、既にヒロインはヒーロー弟の子を宿している。ヒーローはなんとしても2人を別れさせようとする中、弟は事故で天国へ。子どものためにとヒーローと結婚。ヒーローの元婚約者が嘘をついて二人の仲を引き裂こうとするけどヒロイン負けてない。耳をつかんで屋敷から追い出すのが小気味良かった。強く賢いヒロインが格好良かった。ヒーローはヒロインに手を出さずヒロインもヒーローの誘惑に落ちないところが良かった。2018/02/22

マダム・F

2
おばかな男だったけどヒーローにとってはかわいい弟・・・その葛藤で悶々としてるのがなかなか良かったです~~2009/01/08

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