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内容説明
この宇宙のすべてのものは原子でできています。
石も,紙も,水も,鉛筆も,そしてもちろん人間のからだも。
小さすぎて見えないはずの原子の世界を,もしも目で見ることができたなら,そこにはどんな世界がひろがっているでしょう?
やさしい語り口とかわいらしい絵で,みなさんを原子の世界にご招待します。
生徒さんやお子さんと一緒にお読みください。
「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」に選ばれました!
★★ おすすめの言葉 ★★
この本を読んで初めに思ったのが,「絵がカラーで字が読みやすい!」ということでした。〈わくわく科学教室〉とかでやっている授業書《もしも原子がみえたなら》と内容はだいたい一緒なんですけど,絵があると想像しやすいなあ,と思いました。
今,学校で化学のことをやってるんですけど,先生の説明を聞くよりこの本を読んだ方がみんな分かって良いと思いました。
前の本(国土社版)とも見比べてみて,前の本はすっごい手書きって感じがして好きだったんですけど,新版の方が〈酸素の赤〉や〈窒素の青〉などが私のイメージに近いので,読んでいて頭に入るし,読みやすいと思いました。
もっと原子・分子のこと,科学のことを知りたいと思いました。
(岸 真美さん 愛知・中学生)
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
141
本書との出逢いは、坊やが漸く歩けるかどうか位の時に、公営の児童館に遊びに行ったときに置いてあったの。この前のバージョンでしたが。それをみて一目惚れしてしまいまして。分子の大きさを体感することってまぁ難しく。桁のオーダーが違い過ぎますもんね。ここに書かれている水分子のぎっしり感が、超良いの。擬似体験。我々も、周りにある物質も、凄くぎっしりと詰まっているんですねー。子どもの頃にこんな本に出逢っていたら、違う人生を歩んでいますね。(うそだけど)2021/02/28
へくとぱすかる
58
1億倍のスケールで原子・分子の世界をイメージする。ビー玉とピンポン玉の中間ぐらい。スーパーボールかな。絵本の形とはいえ、ファンデルワールス半径を忠実に再現。不思議なのは、原子の色のイメージが、世界共通に近いこと。原子の大きさは学校で習うけど、目に見える大きさの世界との間をつなぐ、イメージのものさしになるものが、なかなかない。抽象的で宙にういたような……たとえばちょうど、空気中の窒素・酸素の分子のように。水の分子からきりつぶまで、何とかしてミクロとマクロをつなごうとする喩えの図示が、この本のすごいところ。2022/05/25
ふじ
20
いやー、面白い!こうやって現実に近づけて学べば、元素記号も全く違ってリアルなものに見えてくる。原子の絵をふんだんに使い、空気中の物質、形を変える水、果てにはアルコール類の違いや、臭い匂いの元まで!理科が始まったら息子に読みたいけど、興味持たせられるかなぁ〜。それが一番問題だ。2020/12/10
spatz
12
この考え方が、子供や、ひいては未来を明るくするのだと思う。 #NetGalleyJP2021/06/06
おはなし会 芽ぶっく
11
見た事のない原子を分かりやすく絵や模型で説明してくれています。私たちの体だってたくさんの原子が集まってできているんですよね。2018/10/03