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内容説明
「商いを人任せにするな」「『始末』のできない会社は生き残れない」「『モノ』より『コト』の時代なんて大ウソ」……自信を持ってそう語る小売り経営者11人。彼らはすべて「セゾン」の卒業生。反面教師=セゾンに学び、いま、商人(あきんど)の原理原則を会得した者たちの「格好を付けない商人道」。
目次
第1章 商いを人任せにするな―自ら設計、自ら販売(楽天野球団―自分たちの商品を作れる醍醐味;シティスーパー―百貨店に本当のバイイングはなかった;角川シネプレックス―映画館は小売りと同じだ)
第2章 「始末」のできない会社は生き残れない(ロフト―商いで必要なのは、才覚・算用、そして何より始末;ビー・ワイ・オー―儲けながら考えろ)
第3章 「モノよりコト」の時代なんて大ウソ(ジュンク堂書店―大量の品揃えこそ価値である;ウオエイ―理屈をこねるより体を動かせ)
第4章 商いは継続させることに意味がある(ナディッフ―ここで辞めたらセゾンと同じ;タワーレコード―小売りをおろそかにするのは愚の骨頂)
第5章 多角化するな、本業を深掘りせよ(イープラス―商いのエネルギーを分散させるな;モトヤエクスプレス―基本はコーヒーの露天商)