論語物語

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論語物語

  • 著者名:下村湖人
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • まどか出版(2008/11発売)
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  • ISBN:9784944235421
  • NDC分類:123.83

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内容説明

―『論語』は「天の書」であるとともに「地の書」である。孔子は一生こつこつと地上を歩きながら、天の言葉を語るようになった人である。天の言葉は語ったが、彼には神秘もなければ、奇蹟もなかった。いわば、地の声をもって天の言葉を語った人なのである。…こうした『論語』のなかの言葉を、読過の際の感激にまかせて、それぞれに小さな物語に仕立ててみたいというのが本書の意図である。と、『論語』とともに生きた著者・下村湖人は本書の序文で語る。本書はその意図が活き、『論語』の真髄を小説として、物語として、イメージゆたかに読み取ることができる。
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目次

富める子貢
瑚〓(れん)
伯牛疾あり
志をいう
子路の舌
自らを限る者
宰予の昼寝
觚、觚ならず
申〓(とう)の欲
大廟に入りて〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じゅん。

8
再読。論語を物語形式で読める。孔子が語る姿がかなりイメージ出来る。名著だと思います。2024/02/25

しき

4
わからない・・・。「物語」というだけあって読みやすい本だし、1つ1つの教えはしっくりくるんだけど、結局人間がどう生きたらいいのかがさっぱりわからない・・・。まぁ、1度物語を読んだだけで論語を理解できたら、世の中君子だらけだけど(笑)。ずるずる生活していてはだめだなぁという程度の理解の私。もっと勉強したい。2014/03/02

izumasa57

3
論語をいろいろと物語仕立てにしてあり、昔話を聞くように楽しく読めた。論語に対して浅い知識しかない私にはちょうど良かった。2014/11/12

mi

2
論語の簡潔な一語一節を、詩を紐解くように丁寧に膨らませ、情感のこもった物語へと再編成する。それらの物語はどれも、著者の測り知れない教養と愛とに満たされている。また、著者と孔子との間に「教育者」という人生の基盤が共通して存在していたことも、この見事な再編成を可能にした一因ではないだろうか。下村湖人を師として学べた生徒の幸福を羨まずにはいられない。2018/11/05

ながたん

1
オーディオブックにて2回目聴了。2013/09/08

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