内容説明
名家の生まれながら話し相手(コンパニオン)として働くサラは、亡き兄に隠し子がおり、自分の助けを求めていることを知る。姪がいるはずの館は、毎夜堕落した宴が開かれることで悪名高い。足を踏み入れれば、私の評判は地に落ちてしまうだろう。それでも姪を救わなければ!サラは内密に館に赴くことにする。だが噂は瞬く間に広まり、大切な幼なじみのレンショー卿でさえ、軽蔑もあらわにサラを侮辱した──彼女の純潔まで疑って。淡い恋心を打ち砕かれ、サラは頬を涙に濡らして館へと旅立った。やがて、レンショー卿と苦い再会を果たすとは夢にも思わずに。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まめもち
2
財産がないため親戚のコンパニオンをしているサラ。亡き兄の娘の存在を知らされ、その子がいかがわしさの代名詞となった自分の生家付近で姿を消したと知って自ら乗り込もうとする強いヒロイン。ヒーローは幼なじみ。再会してなんとなーくちょっかい出して、あっという間にメロメロに。姪の出生の秘密が2人をギクシャクさせてしまうが男が歩み寄れよ!と思った。ヒロインの親戚ラルフがHな事大好きな親戚のおじさん風でかわいいキャラだった。一服盛られた媚薬で皆さんハッピーエンドになるのが面白い。2016/12/13
てん・ゆう
1
なかなか面白かった。まあ事件といってもたいしたこと無いけどさ・・・
あずき25号
0
名家の生まれながらコンパニオン(話し相手)として働くサラは、亡き兄に隠し子がおり、自分の助けを求めていることを知る。姪がいるはずの館は、毎夜堕落した宴が開かれることで悪名高い。足を踏み入れれば、私の評判は地に落ちてしまうだろう。 それでも姪を救わなければ! サラは内密に館に赴く事にする。だが噂は瞬く間に広まり、大切な幼馴染のレンショー卿でさえ、軽蔑もあらわにサラを侮辱した-彼女の純潔まで疑って。 淡い恋心を打ち砕かれ、サラは頬を涙に濡らして館へと旅立った。 やがて、レンショー卿と苦い再会を果たすとは夢にも2012/05/17
ぽしょ
0
面白かった。事件はぬるめ。ヒーローヒロインが信用問題でごたごた。全体的に、初手から下手を打ったヒーローの方が悪いと思う…。2011/10/03
コロネ
0
メロメロで押せ押せなヒーローでした。2010/11/10