ちくま学芸文庫<br> 知的創造のヒント

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ちくま学芸文庫
知的創造のヒント

  • 著者名:外山滋比古【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 筑摩書房(2012/11発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480091772

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内容説明

あなたに最適な知的創造のヒントがここにある。常に心構えを柔軟にしておくコツから忘却の効用、雑談のすすめ、メモをとる是非や本の読み方まで著者の実践法を紹介します。個性的な思考スタイルを身につけ、知的創造性を発揮するための実践トレーニングが満載の一冊。あきらめていたユニークな発想ができるようになる知的習慣術。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

肉尊

76
詰込み式教育は糞詰まりがあまりにも多く、便秘人間を作り出している(p23)と語る著者。その閉塞感から脱却するためには、やはり何か表現を生み出すこと、つまり芸術に携わることが必要だと感じた。そのアイデアはふとした瞬間に現れ、露と消えるものなので、その瞬間を逃してはならない。そのときは必要だと感じた知の断片も、時の精査を受け、無用となるかもしれない。それも一つの収穫。この本が様々な知のフィルターを濾した後の結晶だと思うと、とても贅沢な読書だったと感じる。著者と有意義な時間の共有ができる一冊。2023/01/26

佐島楓

41
今の私には今一つアピールしてこない本であった。残念である。2018/07/20

Tadashi Tanohata

27
仕事のことを悶悶と考えながら、さほど集中することなくページを進めていると、なんの脈絡もない仕事と先生のヒントがピンと繋がる、閃いた一瞬だ。「思考の整理学」に次ぐ外山先生の2冊目だか、まんまと「知的創造」を体現する。そう「われ考う、ゆえにわれあり」。考う先に文化があり、情緒がある。さて、閃いた一案は成就するのか否か。先生曰く「どちらでもよい」2019/02/10

ショウジ

15
この著者の方の本はどの本も読みやすい。また読もうと思います。2022/10/10

baboocon

15
知的創造とは、アルコールにたとえればカクテルではなく醸造酒。他人の考えの単なる混合せではなく、素となる着想を寝かせ、発酵させて生み出すもの。そのような二次的ではない、一時的創造のヒントとなるエッセイ集。忘却や比喩、雑談に出家的状況、書くスタイルなどアイデアが生まれやすくし、それを形にするための土壌作りに著者や過去の科学者、文筆家達が様々な工夫を凝らしてきたことがわかる。「思考の整理学」と合わせて読み返したくなる本。2011/07/18

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