内容説明
准男爵のネヴィルは意気消沈していた。よい妻になりそうな女性に求婚したのに、また断られてしまった。それもこれも、僕が退屈で堅物な男と評されるせいだ。そんなある日、彼はパーティで一人の女性に引き合わされた。つややかな黒髪と、まるでキスを誘っているかのような唇。その女性が奔放と噂されるダイアナだと聞き、ネヴィルは驚いた。ネヴィルにダンスに誘われ、ダイアナは思わず同意した。華麗な動きで彼女をリードするハンサムな男性は、真面目すぎてやぼったいと評判の准男爵とはとても思えない。だが私には恋をする資格はない――あの秘密があるかぎり。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
キッチンタイマー
5
タイトルの革命も愛もあるけど、愛の革命という組み合わせは別のモノを想像させていかがなものかと。「ロンドン少女連続誘拐事件、若き公爵未亡人と堅物紳士が追う、恋と冒険物語」とか。いや、内容のホット控えめ具合も中学生や小学生が読んでも大丈夫そうだし〜。2014/08/09
ぽこ
3
生真面目なヒーローが素敵です。ヒロインを守ろうとする誠実さは本当に好きです。昔のコバルト文庫のような寸止めなところも萌え要素でした。いろいろな試練を乗り越えて成長していくヒーローが魅力的です。2015/03/07
葉月
0
C2011/04/10
くろうさぎ
0
堅物と呼ばれてた真面目なヒーローがひょんな事から、どんどん変わっていくのが、とっても楽しい話でした。ヒロインも特別な事情で一風変わったレディしたが、楽しくて勇敢でしたね。ただ、事件の結末にはちょっと不満だな・・・。きっぱりと罪をあがなえ～～～！2010/07/27
ひまわり
0
文句なしに面白かった！引きこもりの真面目なヒーローがどんどんたくましく成長していきます。ヒロインは未亡人なんだけど実は・・・ってお話です。2009/09/05
