内容説明
宮城県石巻市網地島。人口500人余の東北の離島に病院が建った!崩壊する地域医療、後期高齢者医療問題……。国に見捨てられた僻地から医療の原点が見える。なぜ人口減少が止まったのか、安心して暮らせる離島ここにあり。電子書籍化にあたり東日本大震災直後の奮闘を追記した増補版。
目次
第1章 離島に病ができた(海に浮かぶ島へ 島に病院ができたら ほか)
第2章 病院で島が変わる(島の医療を守りたい 校長室が待合室 ほか)
第3章 離島医療の現実(平成の大合併 離島だからこそ ほか)
第4章 まともな医療とは(厳しい老老介護 病院の目的 ほか)
第5章 網地島のこれから(一〇〇〇本の桜 木を準備した男 ほか)