内容説明
裁判員になった素人たちが京都の難事件を! 京都のタレントが殺された事件を初の裁判員制度で選ばれたタクシー運転手、食堂の親父や主婦などが扱うことになった。自白していた犯人が裁判冒頭に爆弾発言して。本格社会派ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヘブンリー
3
京都の町屋とか人間関係とか、雰囲気がよく出ていると思いました。裁判がこんな風に二転三転することはないと思うけど、小説としては面白かった。もう始まって数年になる陪審員裁判だけど、現実はどうなってるのか、改めて気になりました。2012/05/28
あいべきん
2
ひょっとして昔読んでんじゃないかなぁ。まぁ記憶が曖昧だし、面白かったからいいや。それにしても、裁判員の質が悪いw 何故にそこまで漏らすんだ。そういうことをするのは恥だと思うべきです。最初はこういうことも多かったかもだけど、今はどうなんでしょうね。2022/07/27
もかすけ
1
裁判員あるある物語だろうね。 やっぱり、日本人には裁判員制度向いてないかも、、、と思ってしまう。 なんでも欧米の真似したって無理があるよね。でも、私は裁判員やってみたいです。ハイ!2023/10/13
goodchoice
1
この作者の本を初めて読んだが、裁判員制度導入時に結構あった裁判員の戸惑いが細かく書かれている。しかもそこに謎解きの面白さを加え、しかも決め手が京都ならではの考え方が加わり、この作者ならではと感じた。2014/08/10
星華@FANKS
1
裁判員制度が小説でも扱われるようになってきましたが、私もいつこの小説のキャラ達と同じ立場になるんだろうと心配になります。それにしても京都の女性って怖いんだな~と思いました2012/05/20