ビームコミックス デボネア・ドライブ1

著者名：朝倉世界一【著者】

KADOKAWA（2014/04発売）

• ISBN：9784757744233
• NDC分類：726.1

内容説明

オシャレでキュートで不思議で切ない漫画を描かせたら、正に世界一の、朝倉世界一が、そのセンス溢れる才能を完全解放した長編ロードコミック、待望の第１巻！　ファンタスティックでクレイジーな旅が始まります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

素敵過ぎる！なんだこの優しく予想外で、スピーディーな物語は！元クラゲのエチゼン君とハルさんは無認可の入浴サービスを行う闇業者。そこに謎の女・マリちゃんが加わって・・・そこに認知症を患った元暴力団会長が加わり、老人ホームがある津軽までの長距離ドライブ。一巻では千葉からやっと茨城に入ったくらいだけど、盛り沢山。一行を追う怪しい二人組、触れあう優しい人々。回想のハルさんは可愛い少年だったなぁ、そして海を幻視するエチゼン君は本当にクラゲだったのか？マリちゃんの正体は？幽体離脱した時だけ任侠に立ち還る会長も男前。

2020/10/19

[吉田あや]

金庫破りとゲイとクラゲと元ヤクザの親分。奇妙な縁で繋がった津軽を目指すゆらゆらドライブ。いろんな追手に追われつつ、それぞれの傷口を時にそっと、時に癒すように、つかず離れずの穏やかな連帯感がたまらない。突拍子もない設定と展開に寂寥が充満しつつ、でもあったかい。朝倉さんのこの世界観が大好き。

2016/04/19

[ポテチ]

絵の通り、脱力系です。これは、例のクラゲ拳をしているところか！？ゲイだとか、窃盗だとかをゆるく小出しにして、ごちゃ混ぜな感じがなんとも。一体、この先どんな展開に！

2018/11/08

[いぼいのしし]

お薦めいただいた漫画。想像の斜め上をいっていた。クールでかわいくて、緩いけど深い。いろいろ絶妙に入り混じっている...。まだ旅は始まったばかり...次巻へ。

2020/11/23

[よしゆき]

朝倉さんの絵は本当に目元を緩ませる力がある。読んで良かった。

2012/08/09