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内容説明
飲食店経営にとって、接客態度やサービスの向上とともに重要なファクターを占めている「生産管理」の考え方。本書はその生産管理を、身近な例からわかりやすく解説する入門書。「焼き鳥は串に刺すことで生産性があがった」「行列は必ずしも飲食店にとってメリットばかりではない」など、今までとは異なる角度から飲食店の経営を考えることができる1冊。
目次
序章 利益を上げるお店を作ろう
第1章 焼き鳥は串に刺すことで効率が上がった?
第2章 ラーメン屋vs一流料亭
第3章 サイクルタイムで生産ラインを効率化!
第4章 客席回転率を上げるには客席数を減らす?
第5章 生産性をどう上げるか?
巻末付録 あなたの疑問に答える簡単レシピ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AoiHinata
8
ちょうど、「なんで焼き鳥って、串に刺さってるのかなぁ。たこ焼きみたいに、つまようじの方が食べやすそうなのに」って考えてたときに、この本を見つけました。お客さんの食べやすさを考えると、串に刺さってないほうがいいんだけど。「生産管理」「生産効率」を考えると、串に刺してあったほうが都合がいいみたい。2010/11/01
みやこ
3
掴みと着眼点はとてもいい。内容が重すぎて、計算重視になっているので、ストーリーの良さが半減した感じが…もう少し浅めでも良かったのかも2020/10/12
ヘムレンしば
2
サービス業でもあり小売り業でもあり製造業でもある飲食店。この本では製造業であるって所に注目して、生産管理の観点から飲食業の業務を見て、効率の良い生産方法を考えて業務改善に役立てましょうという本です。生産効率を考えた場合、特に焼き鳥屋が面白いんですね。受注生産でもありライン生産でもあり。新たに店舗を出す場合には客足によって、人員や座席の数や設備(焼き鳥屋さんの場合は網の大きさとか)が変わります。最適な値を求める方法も書かれていますけど、この辺りは計算式がいっぱいでちょっとメンドいって感じです。2014/09/13
ビスケット
1
☆☆☆生産管理のイメージを掴むには良い本だと思う。ただ、後半は計算式だらけなので、苦手な人にはつらいかも。2017/09/30
ササキマコト
1
生産管理に関する本でした。焼き鳥屋さんを例にとって、如何に焼き鳥屋が生産管理に優れているかを語りつつ生産管理に対する目を開かせてくれるような本です。ちょっと数字や計算式が多かったですが、内容は比較的分かり易い物でした。特に専門的な知識を有していなくても、理系な方は容易に理解できると思います。えっ?数字が苦手な人?・・・半分位は楽しく読めると思いますよ。2010/08/09