ロンドンFX物語部外者立ち入り禁止のディーリングルームから

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ロンドンFX物語部外者立ち入り禁止のディーリングルームから

  • 著者名:柳基善
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • パンローリング(2014/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784775930601

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内容説明

為替は夜(ロンドンで)動く!外国為替のプロが集結する「テムズの取引所」の全貌!”外国為替取引(FX)”。いまもっとももてはやされている投資のひとつだ。しかしあなたはその取引画面の向こう――つまり、「いま、自分がどんな人間と取引をしているか」を想像したことはあるだろうか?「外国為替」という世界最大の24時間市場で、もっとも重要な位置を占める”為替の中心”ロンドンのトップバンク。さらにその中の、部外者は立ち入ることのできないディーリングルーム。そのワンフロアの中心を陣取る約50人ほどの為替チームは、仕事内容から想像されるようなスマートなイメージとはほど遠い。彼らは体力自慢で、個性的だ。ときにつかみ合い寸前のバトルを繰り広げ、悪態をつき、電話を投げ、イスを蹴飛ばす。しかし同時に、仲間への思いやりがありチームプレイに長ける、憎めない人たちでもあるのだ。本書でお伝えするのは、そんなロンドンのディーリングルームで、個性的な為替チームに在籍した著者が見た、外国為替市場の知られざる舞台裏である。●外国為替市場の大物とは●ディーリングルームで見た世界経済の重大事件●外国為替相場のプロにみるトレード方法●数百億を稼ぐ超大物個人FXトレーダー”ランボー”とは●外国からみた日本市場の特徴ぜひ、ディーラーたちの生き様や、相場理解のヒント、そして「為替はロンドンで動く」理由を読み取ってほしい。著者/柳基善(ユウ・キソン)1986年にイギリスの銀行の東京支店に入行して以来、ロンドン滞在5年を含め、17年近く銀行の国際金融部門に在籍。主として事業・金融法人向け外国為替営業に従事する。東京支店の国際金融営業部長、プライベートバンキング部を経て、2002年に独立。中小企業、個人の富裕層向け投資コンサルティングを始め、2004年からは人材ベンチャーの会社を興し、現在にいたる。

目次

第1章 「テムズの取引所」から
第2章 「伝説」を作る男たち
第3章 ヘッジファンドのオーバーシュート
第4章 相場は誰に聞けばいいの?
第5章 スキルがすべて
第6章 市場の愉しみ
第7章 乾いた市場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおたん

11
為替本。相場本。直接何か具体的なテクニカルがわかる本というよりは、インターネットが普及する前のディーリングルームの出来事や空気感を知ることができます。考え方などの思考というかマインドを得ることができる本。◆相場に勝ち残った人はみんな謙虚◆手の内を明かさない◆相場は心理戦◆噂で買って、事実が出たら売る◆儲けてナンボ◆相場は、天国と地獄を経験する恐ろしいところ◆為替の参加者は何よりもうわさが好きだ、ゴシップのような話も好む2024/04/21

dai965

2
少し古い内容とは思うが、ディーリングルームの様子がわかる本。仕事柄、なるほどと思うところも多く。ポケットロイター、懐かしいですね。2016/04/11

ヤンさん

1
相場をする人はインテリだと思っていたけど泥臭く体育会系な人達ばかりと驚きました。80年代から2000年代の電子取引になるまでの歴史を少し触れており、個性的人達のお話でした。2020/01/27

ワッキー

1
FXやってみたい2014/05/16

TOY

1
為替の中心ロンドンでのディーリングルームの舞台裏がよく分かる。2009/12/01

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