内容説明
幕末きっての英雄・坂本龍馬が、北辰一刀流の剣豪ながら短銃を愛用し、寺田屋事件では包囲する幕吏に発砲して難を逃れた話はよく知られている。「スミス&ウェッソン第II型」、通称アーミー・モデル、中折れ式の回転式連発銃(リボルバー)である。スミス&ウェッソン社は、1852年に設立されたアメリカ合衆国最大の銃器メーカー。映画「ダーティー・ハリー」でキャラハン刑事が愛用する「44マグナム」などを開発している。創業まもない同社のピストルを、幕末のヒーロー・坂本龍馬が愛用していたことは、それだけでロマンを掻き立てられる。本作品は、寺田屋事件に始まり、龍馬とお龍の薩摩へのハネムーン、その後の薩長連合・大政奉還での活躍を経て、近江屋での暗殺に至る龍馬の疾風のごとき生涯を、「龍馬のピストル」の数奇な“運命”とともに描いた長篇小説である。龍馬の死後、彼の手を離れて流転するピストルの後日譚も印象的な傑作となっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rin
1
あー、難しかったww 龍馬ってすごい人だったんだね~。2012/03/16
まる
0
なんとなーく知っている様で知らなかった龍馬さん。 北の大地で不意に見つかったピストルから始まる物語 膨大な資料を元に、史実と推測が重なりあった小説…と言うより研究書の様な印象を受けました でも、面白かったです。 なるほど…と頷く事が多く、大政奉還や薩長の同盟などを検索しながら読み進みましたよ。 所々出てくる石川啄木との関連性はよくわかりませんでしたが …史実を大事にした文章には好感が持てました。2015/05/14
ばな
0
松田氏の作品なので、歴史のトリビアを教えてもらえるつもりで読みましたが、、、。冒頭と終幕以外は飛ばし読みになってしまいました。龍馬とお竜の遭難から新婚旅行とか、新撰組の話とか、そういう普通の話は皆さんもう結構かと思ってしまうのですが。。。2011/08/17
マリオ
0
龍馬のパロディ。微笑ましく、切ない人生。2008/11/05
おかだ
0
面白かった。途中説明が入るのが若干しつこい感じがするけど、龍馬さんとお龍さんのやりとりが微笑ましい´ω`2008/12/07
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