講談社ノベルス<br> 紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件

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講談社ノベルス
紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件

  • 著者名:倉阪鬼一郎【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
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  • ISBN:9784061826090

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内容説明

多方面で活躍する才人・西木遵が東京・八王子で殺害された。そのとき犯人は、遠く離れた渋谷のホールでクラシックのコンサートを聴いていた……!? 一方、捜査にあたる上小野田警部はアメリカ南部を舞台とした奇怪なミステリーを読みながら、とある場所で犯人の到着を待っている。 警部はテッパンのアリバイを崩せるのか!? 鬼才・倉阪がまたしても仕掛けた、驚天動地のトリック! (講談社ノベルス)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

51
著者の例のシリーズ。今回は他の本と同じ形で電書化されております。内容は前半は警部が語る事件の内容と翻訳された「紙の碑に泪を」の内容が交互に語られ、それが終わった所で犯人との対決に入るというものですが…。個人的には「紙の碑に泪を」だけ全部読みてぇ。一件真面目なミステリとして始まった物語が段々アレになって、特に軽く触れられるだけのラストなどは是非読んでみたいものです。本編の方はアリバイ崩しが主点となっているが、極めて地味で著者の他のトリックみたいな爆発力は無かったです。著者にしては地味なミステリでした。2024/11/20

あああ

25
倉阪先生の作品で、バカミス以外に手を出すのは初めてです(いや、これもバカミスですけどね)。読んでみてまず真っ先に思ったのは、「何これ、読みやすッ!」でした(笑) 今までバカミスシリーズ以外読んだことなかったんで、こんなに読みやすい文章書くんだな、となぜだか感心してしまいました。バカミスシリーズに比べると意外性は薄いですが、より現実的(?)で、とにかく読みやすいです。あ、あと、上小野田警部のキャラもいいですしね。色々と残念な警部さん、可哀想でなんだか好きになってしまいます(笑)2018/08/02

雪紫

22
再読。クラニー初期のバカミスにしてまだ暗号が物語全体を支配してない頃の作品(ないとは言ってない)。まさかの意外な犯人、容疑者達のブログから暴くアリバイトリック、時刻表トリックなどは立派な本格なのにクラニーによるとバカミスとか。いや、確かに頭のネジが飛んだように見える作中作の殺人鬼作家のハイクニンジャ話は一見そうだけど・・・。「四重奏」といい、クラニーのバカミスの定義とは一体・・・。2019/11/06

カラシニコフ

22
今回は珍しく、仕掛けが途中でわかった。あとアナグラムに関しては、清涼院流水の洗礼を受けているので、ある程度怪しい名前には反応してしまうのですよ。作中作のハイクニンジャが馬鹿馬鹿しくて大好き。 ★★★☆☆2017/05/21

はの

14
倉阪氏のバカミス作品の中では、インパクトが少ない気がした。ただ、ブログなどのネット媒体を多く引用して、それらをもとに犯人を絞り込むのはありそうでなかった話で、興味深かった。でも、倉阪氏のバカミスはもっとぶっとんでいるほうが好みだなぁ。2015/09/18

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