内容説明
満員電車で痴漢の濡れ衣を着せられ、職と家庭を失った有田順二は、雑談クラブの主宰者と知り合う。不条理に人生を破壊された被害者たちが吹き寄せられる都会の片隅のカフェ。そこで語られるのは空前の報復計画か。生を謳歌する加害者たちは、相次ぐ事故で死傷していった!“見えざる手”、その正体とは!?(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
24
森村誠一は、いつだったか記憶に無いくらい久し振りだけれども、掴みとコンセプト作りはとてもうまくワクワクしました、が、あの結末は、いただけない(苦笑)しかし、また他のも読みたいです。2016/07/03
coco夏ko10角
22
内容紹介に惹かれて手に。読んでてワクワクしたし面白かった~、けど最後の最後がちょっと。2017/07/03
すたこ
17
★★★★森村誠一初読み。解説によると一応ホラーという定義らしい。が、全然ホラーの要素はなかった。薄くてあっさりしてたけど、読みやすくて面白かった。レビューを見ると、ラストに賛否両論あるみたいだけど、私的にはあの結末、意外性もあって楽しめたけどなぁ。2025/02/24
かこ
7
ラストはごっそり消しても良かったのでは。2021/02/25
麻友
5
古本購入の積読本を読了。何か、え?あなたが犯人だったんですか?って感じの人が犯人でした。最初の方から出てたけど、あまり本編に絡んでなかったような…それと、クラブの存在を消す為に催眠術って…何かいまいちスッキリしなかったような…2020/05/28