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内容説明
日本の新聞・テレビ記者たちが世界中で笑われている。その象徴が日本にしかない「記者クラブ」制度だ。メモを互いに見せ合い同じカンニング記事を書く「メモ合わせ」、担当政治家が出世すれば自分も出世する歪んだ構造、権力におもねり掴んだ事実を報道しない体質。もはや新聞・テレビは権力をチェックする立場と国民に知らせる義務を放棄したも同然である。恐いもの知らずのジャーナリストがエリート意識にこりかたまった大マスコミの真実を明かす、亡国のメディア論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
302
著者の見解もあるが記者クラブの酷さがよく分かる1冊。確かに日本の新聞は匿名多いなぁ。ニューヨークタイムズも後学のために読んでみたい。2016/03/31
獺祭魚の食客@鯨鯢
69
岡江久美子さんで思い出すのは「はなまるマーケット」です。 オウム真理教により坂元弁護士一家が殺害されTBSのバラエティ番組だったことで局は脱スキャンダルを誓いました。 岡江さんの人生はメディアに翻弄されたのではないかと思わざるを得ません。 今回のサンケイ、朝日のほっかむりを決め込む行状は、最後に成敗される悪代官より始末が悪い。「ペン(マスゴミ)は剣(検察庁)より強し?」なのか。自分でやりながら、濃密接触麻雀はやめましょうという記事をいけしゃあしゃあと誌面に出すのでしょうね。
ひろし
19
多少知ってはいたけれど、日本の『ジャーナリズム』は世界のそれとはあまりにかけ離れていて、世界中から笑われているのね。恥ずかしい。本当に、日本のメディアは日本と日本人の名誉を貶めるために働いているのだな。嫌悪しかない。2016/04/25
佐島楓
19
ちょっと著者の態度がスノッブすぎる。特定のメディアへの攻撃的発言が何度も出てくるのにも閉口した。2013/10/21
緋莢
15
日本にしかない「記者クラブ」制度。フリーの記者や外国人記者を排除し、時にはインタビューの申し出まで潰す「記者クラブ」。政治家との癒着や過ちを認めようとしない新聞社などの問題をニューヨーク・タイムズ東京支局所属だった著者が暴く。2015/08/09
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