内容説明
気鋭の心理学者としても知られる著者が、稽古や茶事、茶道具、精神性など、茶の湯を取り巻く様々な要素を、「所作に映る心」「道具との出会い」「癒しとの出会い」「侘びとの出会い」「耕す」「理と出会う」「世界と出会う」の七つの章から独自の視点で解説する。さらに、自身が催した夕ざりの茶事の模様を、茶事に寄せる真摯な想いとともにカラーグラビアで紹介する。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
第1章 所作に映る心
第2章 道具との出会い
第3章 癒しとの出会い
第4章 侘びとの出会い
第5章 耕す
第6章 理と出会う
第7章 世界と出会う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ume 改め saryo
24
社会心理学者の作者が茶道について語っています。 その切り口が良いですね。一話一話を大切に、丁寧な言葉遣いで書かれています。 視点が面白く、また茶道が好きなことも確かな温度で伝わってくるので、読んでいて心地よかったです。2014/03/31
みゅた
2
最近お稽古を始めたばかりの友達に面白かったよーと「利休にたずねよ」を貸してあげたら、お返しにこの本を貸してくれました。初歩の方なのにきちんと勉強されてるんだなーと、ちょっと自分を反省。中身は茶道の事はいうまでもなく、本題に入る前のちょっとした導入部分のエピソードなどにもいろいろと興味深い話がたくさんあって非常に面白かったですし、勉強になりました。もっと真摯な気持ちでお茶に取り組まないとなぁ…、とこちらも反省しきり。2012/07/25
PENGUIN
1
社会心理学者たる著者の視点が新鮮。「宗教をきわめず、宗教性をきわめる場」という言葉が大変興味深かった。2010/11/26
yonet35
1
岡本 浩一さんの本は、社会心理学者という職業と茶道から得た言葉がいい具合に味わい深くなっていて面白かった。2010/04/21
watalumpen
0
数冊目の岡本先生のエッセイ集(?)。心がイガイガしているときに少し読んで、イガイガを紛らわすのにちょうど良いです。2017/11/21
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