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内容説明
日本海軍航空部隊のエース、坂井三郎の自伝の翻訳版は百万部を超えている。彼の大和魂は、国境や時代を越えて人を感動させるのだ。三〇機前後の撃墜数もさることながら、列機を全て守り切った技術、航法距離計を自分で作った創意工夫、戦場で部下を鍛える余裕、瀕死の状態でも巡洋艦に助けを求めなかった犠牲精神、徹底的な自己管理……。そして零戦は、一時期世界のトップの性能を誇った名機である。アメリカ、イギリスで編纂された辞書にも「ZERO」は登場する。しかし零戦の最大の長所である長大な航続力が、逆に戦力の弱体化を招くなど、悲しい運命に彩られた戦闘機でもあった。本書は坂井三郎の戦歴、凄さ、「怒りと怨念」と、零戦の戦歴、開発者の横顔などを、ベストセラー『日本軍の小失敗の研究』の著者が語る。あの戦争を考える上で必読の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
80
坂井三郎の凄さは伝わってきました。ただいかに素晴らしいものを作っても、それを追い越そうとするものは出てくるんですね。結局は技術力の差もあるんですが、国力の差はいかんともしがたいですね。2016/06/20
mitei
9
今期のストライクウィッチーズ見てこの本を読んだが、坂井三郎の業績をこれでもかというくらい伝えている。後当時の航空軍事について少しくわしくなれた。2010/09/27
絵幌月@いろいろ不安定
0
ストウィから。←/空はまる!大空のサムライ読みたい…
chizuokudasai
0
坂井三郎は尊敬できる数少ない日本人ではあるが著者は少しマンせーし過ぎじゃない?2010/05/15
いちはじめ
0
著者は坂井三郎と零戦を褒め称えているのだが、この本に書かれたデータを虚心に読む限り、むしろ反対の印象。テーマと内容が乖離しているので、読み心地は悪く、おすすめは出来ない2008/07/19




