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内容説明
今日からは言い返す――結婚圧力にさらされている“適齢期”“負け犬”の女性たちに捧げる反撃の書。無言、苦笑い（愛想笑い）で受け答えてきた「昨日までの自分」にさようなら。
目次
序章 あなたが大切にしている“愛”の正体
結婚の幻想１ 結婚するのはあたりまえ
結婚の幻想２ 結婚すれば幸せになれる
結婚の幻想３ 結婚には妥協も必要
結婚の幻想４ 結婚すればいろいろ楽になる
結婚の幻想５ 結婚すれば寂しくない
結婚の幻想６ 子どもが欲しいなら結婚するしかない
結婚の幻想７ 結婚は理屈じゃない
結婚の幻想８ 女の幸せは仕事（自立）より結婚
実践！「まだ結婚しないの？」に答える理論武装
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
阿呆った（旧・ことうら）
20
★フェミニズムとダイバーシティ的解釈で、結婚しないの？にひたすら反撃した内容。☑︎結婚は今や選択財 ☑︎伝統は変化するもの。結婚が伝統だから従えと言うのは乱暴な意見 ☑︎結婚にはえいやと飛び込む決心がいる。でも、どうして飛び込まなくてはならないのか？☑︎結婚には社会制度で得な面があるのは事実だが、それは差別の裏返し ☑︎親のために結婚して、不幸になったら親不孝 ☑︎みんなといても孤独感を感じることがある。1人じゃないから寂しくないとは言えない。☑︎今を懸命に生きることで、老後は寂しくないものになるはず2016/09/13
ステビア
19
流し読み。しかしいまどき「女の幸せは家庭／子育てにあり」なんて堂々と言う人いるんだろうか。…いるんだろうな…。2023/06/03
晴れ女のMoeco
8
「結婚＝幸せ」とは限らない。自分にとっての幸せとはなにか、本質を考えようよって趣旨の本。また人と人との精神的なつながりは否定していない。たしかに恋愛していても幸せとは限らないし、形式的な彼氏・配偶者がいても、寂しさを味わうこともある。素敵な夫婦というのは、その二人の関係性が素敵なものであって、結婚制度が幸せを付与するわけではない、というのも納得。結婚制度云々の賛否はおいといて、「当たり前」を疑ってみるという意味では面白い本なんじゃないでしょうか。個人的には著者の主張が、私の考えていることに近かったな。2010/12/03
これっと
5
時間と金返せ2018/05/15
千代丸
4
理論武装というか、噛みつきというか。。。既婚・未婚、異性愛者・同性愛者、あらゆる人が、対等に差別なく暮らしていけるのが、確かに理想です。ですが、この著者の『理論武装』を唱えては、既婚者やカップルに対する逆差別が発生する気がします。旧弊な価値観をもった相手と、本質的にやっている事が同じだと思いました。2015/04/20
