内容説明
「どうやら、きみには予知能力があるようだな」カジノ・ホテルの経営者はオフィスに連れてこられたローナに言った。ローナは生まれながらに備わった数字を先読みできる能力を使い、カジノを渡り歩いて日々の生活費を稼ぐ身の上だった。不正を働いているわけではないが、今回は儲けすぎたのかもしれない。警備主任に目をつけられ、経営者の前に突き出されてしまった。でも、ダンテと名乗るこの男は、とても普通とは思えなかった。即座に彼女の特殊な能力を見抜き、得体の知れない強烈なパワーで迫り、心の内を探ろうとする。ローナは逃げ出したい思いに駆られながら、必死に自分の心をガードしようとしていた。その男ダンテが、超能力を持つレイントリー一族の長だとも知らずに。★ベストセラー作家リンダ・ハワードが、ついにスポットライト・プラスに登場!三部作『光と闇の覇者』の一作目を飾ります。超能力を駆使して、千年にわたる宿敵アンサラ一族に挑むダンテ。新たな闘いの幕開けを告げる、人気作家の新作をお見逃しなく。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みータン
1
再読。ロマンスも展開もあっさりバッサリで尻切れトンボな感じだけど、どこか好きな作品。「レイントリー一族」の長(超能力を保持する一族で、ヒーローは炎を操る)と数字を先読みできる「はぐれ者」のヒロイン(面白い性格してるよね)。昔読んだ「天よりも星よりも」をどこか思い出しちゃうわ^m^♪ ★32012/09/17
あゆち
0
レイントリーシリーズ1作目。ダンテが経営するカジノで毎週のように勝ち逃げしている女性ローナ。ローナは数字を先読みできるサイキックだった。そして、ダンテは炎を操るサイキックであり、超能力を持つ一族レイントリーの長だった。オフィスで二人が対峙していたその時、カジノで火事が起こり・・・な話。ハーレクインっぽくない感じで面白かった。次巻に続く!な終わり方だけど・・・?2014/03/08
こえん
0
酷評されてたので手を出さなかったけど、漫画を読んだ後だとそれなりに楽しめるカンジ。ただ、リンダ作品だということが頭にあって漫画より先に読んでたら、わたしも酷評したかも…。だってリンダだもん、それなり以上を期待するし。2010/06/22
まるかず
0
今までの作品に比べると、やはりどこかあっさりとした印象の『ホテル・インフェルノ』。でも、改めて読んでみると、ダンテのローナへの想いにキュンときたりして、再読して印象度アップの作品です。シリーズで続きもののため、ラストが中途半端なのが残念なところです。/読書2010年2010/01/05
まるかず
0
ヒーローの自制心や逞しい肉体美があまり強調されておらず、官能的シーンもリンダ・ハワードにしては割りとあっさり。作家競作シリーズだから、他作者のことも考え、強烈な個性は差し控えたとか?(笑)/読書2008年2008/09/16
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