いのちをはぐくむ農と食

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いのちをはぐくむ農と食

  • 著者名:小泉武夫
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2013/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005005963

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

たかぴ

13
図書館本。日本という国を守り続けるために現政治家全員に読んでほしい。子供にも読ませます。2022/05/14

じゅん

12
ん?と思うこともあったけど、興味深い内容だった。農業や食生活の現状を知るっていうのは大事。2017/02/27

Tomomi Yazaki

9
日本の食糧自給率の低下が囁かれてから久しいけど、60年前の80%が現在はなんと40%を切っている。輸入に頼っていては不測の事態に対応できず、飢餓に直結する。北海道ではチーズ工場が増えた。日本でも美味しいチーズが作れるのか、なんて楽観的なことではなく、ヨーロッパのチーズが中国に買い占められたことによる緊急措置なのだ。世界一食料自給率の低いこの国が、世界一食材を捨てているという矛盾を私たちは知るべきです。だから天罰が下るのでしょうか。これは、危機意識の薄い日本人に最後の警告を与えている書だと、思います。2019/06/03

sabosashi

8
意識あるひとは、食べるとき、調理するとき、または買い物をするとき、それぞれ意識的に食べ物を見つめ、あるいは問い詰めているはず(もちろん、すべてのひとが意識的になれれば、それにこしたことはない)。  そういった個人の努力も貴重ではあるが、みんなと一緒に生産し、消費することもいろいろな意味をたしかめるいい舞台となるはず。  みんなといっしょに他の人に食べ物を作り与えるという行為はあらゆる食行為の上位に一するだろうが、もっと容易な次元に降り立つなら、給食の意味が欠かせない。 2019/08/08

えふ

4
面白い。食を外国に委ねていると困ったことになるというのは前から聞いたことがあったけれど、海外と日本との農業の保護に対する姿勢が全く違うのには驚いた。でも、生産量の制限よりも達成度により助成金を出す方が確かにイイよね。肉中心の生活が日本人の平均寿命を縮めているのも、厚生省がデータを取っているのが驚き。こういうこともしてるのか。生活の変化によるミネラル不足が心と体を侵していること、食文化を守ることが地元愛を育てることに繋がるなど、後半まで内容は盛りだくさん。福島の堆肥精製所は行ってみたいと思った。これは良い。2013/10/09

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