男読み 源氏物語

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男読み 源氏物語

  • 著者名:高木和子【著】
  • 価格 ¥779(本体¥709)
  • 朝日新聞出版(2012/08発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
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  • ISBN:9784022732231

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内容説明

もつれた愛は、恨まれずに終止符を打つ。人脈と情報を駆使して出世競争を勝ち抜く。逆境で友情と忠誠心をしみじみ感じる。交わされなかった和歌が語る、愛の濃さ……。人生の達人・光源氏を通して恋と出世と人間関係の綾を描き、宮仕えの男女を魅了した『源氏物語』。現代を生きるサラリーマンにも通じる、波乱と哀切のドラマがある。気鋭の古典文学研究者が案内する、『源氏物語』の世界へ、ようこそ!

目次

第1部 できる男の処世術(できる男の青春;できる男の情熱;できる男の凄腕)
第2部 幸せを掴むための女の心得(少女が大人になる季節;結婚の夢と現実;女を演出する)
付録 資料編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニョンブーチョッパー

4
★★★☆☆ 「男読み」という言葉に引っ張られて途中まで著者が男性かと思っていた。本書も、当時の時代背景を踏まえた上での読み取り。字が小さめなせいか、ちょっと読むのに疲れたな。「恋は想いをたくさん傾けた側が分が悪い」って現代でも通じる考え方。まんま、「かぐや様は告らせたい」じゃないか。2019/04/28

ユウユウ

3
その重層構造、十二単の如き2025/03/14

てくてく

2
源氏を中心とする男性側の行動を取り上げて、その政治敵意味合いなどを分析している。継子いじめがアレンジされて物語で何度か出て来たり、手紙のやり取りなどについても、互いの地位などによってどう振るまうべきなのか決まっていたり、そういったことがわかりやすく説明されていて良かった。2015/05/23

Noelle

1
女性作家の書く源氏ものは、男性論にしろ女性論にしろどうしても思い入れたっぷりで源氏礼讃が先行しているように思えるのに対し、さすが学者目線での、冷静な分析による解説が非常に小気味良いものだと感じました。 物語本体を成り立たせるために切り捨てられた、愛された女たちの内心の思い、源氏に思う人を取られた男君たちの思いなどへの言及は、そう、そこ! と膝を打ちたくなるくらい! の共感を感じます。2013/06/28

masagiorno

0
光源氏の恋もいろんな駆け引きがあるようで、男性側、女性側の立場で書かれていたのが面白かった。数年前に買ってずっと眠っていた本でした(^^;;2015/02/16

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