フラワーコミックスα 羽衣ミシン

著者名：小玉ユキ【著】

小学館（2013/03発売）

• ISBN：9784091311948

内容説明

さえない大学生・陽一（よういち）は、ある日、橋に引っかかった白鳥を助ける。その夜、見知らぬ女の子が唐突に陽一の部屋を訪れ、女の子と縁のない陽一は仰天！彼女は、「自分は陽一に助けられた白鳥」などというのだが、そんなことって…！？透明感と潔さに、心ふるえる青春物語。かきおろし番外編「かえりみち」収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リッツ]

読友さんに借りて。いやいやいや～、おとぎ話のようでいて言い方は変かもだけどリアル感もあり切なかったな。元来、恋とはこういうもんではないだろうか？なんて。

2015/12/29

[1039kuri]

切ないファンタジー。結末は想像がついたけど、ウルウルしてしまった。パパになったニットの王子がステキ。「つがい」って言葉、いいな。

2013/08/05

[夜梨＠灯れ松明の火]

鶴の恩返しならぬ、白鳥の恩返し＆ラブストーリー。きゅーんとなります。

2012/06/11

[ホルグルゥ]

かわいくて切ない物語。ぱっとしない主人公が、ちょっとたくましくなっていくのがいい。漫画に出てくる橋が、市内にある橋に似ていてびっくりした（笑）。心が温かくなる良質なファンタジーです。

2010/11/25

[九月猫]

鶴の恩返しならぬ白鳥の恩返し。連載誌で読んでいた以来の再読です。ハンドクラフトが出てくる漫画をあまり知らなかったので当時すごく嬉しかったことを覚えている。でもって当時は編み物が趣味だったので、ニット王子・沓澤に肩入れしておりました。が、再読して記憶よりも、彼が子どもっぽい思考で悩み・動いていたことにビックリ。ああそうだったのか。　鶴とは違い白鳥の美羽さんは、好きな人に裏切られたり利用されたりしない。それでもお別れが避けられないことが切なかったラスト、コミックでは書き下ろしの短い後日譚を読めてよかった。

2014/02/21