ミヤマ物語 第一部

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ミヤマ物語 第一部

  • 著者名:あさのあつこ
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 毎日新聞出版(2013/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620107257

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内容説明

深い山奥にあるナゾの村を舞台に、時空を超えて往還する二人の少年。
家族や社会のひずみに翻弄されながら、困難に立ち向かう姿を描く、ホラー・ファンタジー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

エンブレムT

43
『深い山(ミヤマ)には、いろんなモノタチがうごめいている』帯の言葉通りの仄暗さ漂う和風ファンタジー。我が家の男衆の反応をみると書かずにはいられないのだが「ミヤマクワガタの物語ではありません」(笑)・・・不条理な世界で身分制度の最下層に身を置く少年・ハギ。小学校内でヒエラルキーの最下層に追い込まれた少年・透流。「自分は不幸ではない。でも・・・」ここではないどこかを求める心が呼び合うように、2つの世界が重なり合うミヤマで少年達は出会う。あがき続ける彼らと一緒に、闇に引きこまれていく感じ。続きが気になります!!2011/08/20

ちる

11
「ウンヌ」の村でクサジという最下層の身分の元に生まれたハギ、学校でのいじめと孤立から、大樹によって導かれるように「雲濡」へやってきた透流、この二人が出会い、物語が大きく広がりそうな予感を感じさせる一巻です。ウンヌではヒトはマノモノと呼ばれ、恐れられているところや、厳しい身分制度があることなど、「ウンヌ」と「雲濡」は少し違うもののようですが…。深い森の奥で二人の物語がどう繋がっていくのか楽しみです。2014/02/17

頼ちゃん

10
出だしはちょっとわかりにくく、面白くなかったが、トオルがウンヌに行くあたりからグッと面白くなった。でもまだこれからというところ。次が読みたい。2018/02/17

星野

8
二巻が出てから読もう、と決めていた作品(あさのさんのシリーズものは絶対に続きを読みたくなるけど待たされるから。ヴィヴァーチェとか)。序章。さらりと読めました。ふたりの出逢いが今後どう絡み合っていくのか予想がつかない。さっ、二巻二巻。2012/05/16

眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

8
独特の世界 一気に引き込まれました! まだまだ物語りは始まったばかり これからどうなるのか楽しみです!!2011/07/27

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