内容説明
イギリスでテレビ番組を制作しているデラは、新たに取りかかる世界の史跡探訪シリーズの案内役として、イタリアの若き考古学者カルロに目をつけた。業績はあるし、とびきりの笑顔がいかにもテレビ向きだ。デラはさっそくポンペイで遺跡調査をしている彼に会いに行く。そして、発掘現場で偶然でくわしたカルロと互いに一目惚れした。もっとも、七歳年下の彼がいつか離れていくのはわかりきっている。デラはつかの間の恋愛ごっこを楽しむつもりだった。ところが、カルロのほうは真剣そのものだったのだ。やがてデラの軽い気持ちを知ったとき、彼は……。★リタ賞に二度輝いた人気作家ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉を久々にお届け!本作を皮切りに三カ月連続刊行いたします。イタリアの名家に育った六人兄弟の恋愛模様をお楽しみください。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
5
ヒロインは37才でバツ2で一児の母。子供は21才だけどプータロー。ヒロインは年齢をかなり気にしていて(37才は若いぞ!)それが結婚への足枷になり、ヒーローとうまくいかない。どうなるんだろうと読んでいたら、最後の最後で、すべての悩みなんか小さく思えるほどのとんでもない事態になりました。びっくりしました。2015/05/23
くろうさぎ
1
ハッピーエンドなんだけど、、なんか、、とっても切ないわ~~~!あぁ、、涙、涙になっちゃった。2013/05/09
くろうさぎ
0
あぁ、、いつ読んでも、泣けるねぇ・・・。2013/11/22
ひまわり
0
ラストのヒーローの決断が切ない。2011/05/27