講談社文芸文庫<br> 思い出す顔 戸板康二メモワール選

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講談社文芸文庫
思い出す顔 戸板康二メモワール選

  • 著者名:戸板康二【著】
  • 価格 ¥1,463(本体¥1,330)
  • 講談社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784062900126

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内容説明

昭和を代表する劇評家、推理作家、俳人の戸板康二はまた、歌舞伎、映画、雑誌など、幅広い世界で蒐集した「ちょっといい話」を絶妙な筆致で描く無類のユーモリストだった。数多の著書から60代に書かれた『回想の戦中戦後』『思い出す顔』の2作品23篇を抄録。師折口信夫も市井の無名の人も同じあたたかい目線で捉えたエスプリ溢れる文章は、読む者に幸福感を与えてやまない。時代と人への芳醇なメモワール。

目次

1 回想の戦中戦後(抄)(前説・ふるさと東京 終戦の日の前後 危機に瀕した歌舞伎 ほか)
2 思い出す顔(抄)(「スヰート」と「三田文学」 二人の新聞記者 砧撮影所 酒席の紳士淑女 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅香山三郎

15
戸板康二さんの回顧録的な隨筆『回想の戦中戦後』と『思い出す顔』から選んだアンソロジー。戸板さんといふと、『ちょっといい話』シリーズや歌舞伎の解説やさまざまな劇評で知られる。私はいくつか戸板さんの著作を読んで、歌舞伎を見出した頃に勉強になつたが、本書を読むと、東京生まれ、暁星から慶応、折口信夫、久保田万太郎、明治製菓『スヰート』編集部、日本演劇社といふ条件が、戸板さんの仕事の血肉になつてきたことが分かる。自身の回顧であるとともに、『スヰート』や『日本演劇』周辺の人々、久保田万太郎や折口信夫門下の人々の↓2020/12/17

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