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内容説明
裁判員制度の導入により、一般市民にも裁判の知識が必要になった。
しかし、そもそも裁判員制度は憲法違反であると著者は言う。
憲法が規定する「法律に基づく裁判の原則」が守られず、基準なき裁判となるからだ。
このように、裁判を正しくとらえるには、憲法のような原理原則から、着実な理解を積み上げることが求められる。
本書は「裁判の意味」「裁判官の独立」「上告と控訴の違い」といった基礎知識から、「蛇足判決」など現代司法の矛盾点まで、知っておきたい事柄を網羅。
元判事が親しみやすい語り口で解説。
目次
第1章 そもそも裁判とは何か?
第2章 司法権の位置づけ
第3章 裁判権の基礎
第4章 裁判所とはどのような組織なのか
第5章 裁判の手続
第6章 裁判員制度
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masa03
0
判例に従うのは憲法違反なの。 裁判。おそらく大多数の国民が避けて通りたいモノ。もちろん、トラブルに巻き込まれたときに自分の身を守ってくれる最後の砦でもあり、皆それを知っている。知っていても、裁判所、に良いイメージを持つ国民はそう多くはないだろう。 一応、そこそこの会社で働いていて、一時審査とか与信的な部署に居たこともあるので、法律はそれほど縁遠いわけでもない。なので個人的にはそれほど悪い印象ば…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2016/04/15
四季 彩
0
前半はそれなりに裁判入門の本となっていたが、後半から自らの論理を展開して裁判及び司法行政を批判する本となった。批判する点が多々あるのは分かるが、入門と銘打っているのに"入門者に最初から"自分の論を押し付けるあたり、この本タイトルは詐欺に近いと思う。せめて"市民に知らせたい裁判とその問題点"とかにしたほうが良いかな。2014/05/14
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