- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
いま手を打たないと「失われた10年」の再来だ!――サブプライムローン問題以降、日本と世界の経済はどうなっているのか? 気鋭のエコノミストが、その見取り図を示す。
目次
プロローグ
第1章 なぜ日本の株は下がり続けるのか?
第2章 モラルハザードと官製不況
第3章 なぜ「ワーキングプア」が増えるのか?
第4章 なぜ年金財政は破綻寸前なのか?
第5章 サブプライム問題と世界的なカネ余り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
35
経済におけるさまざまな問題がわかりやすく取り上げられている。シングルマザーだけでなくシングルファザーの問題にも言及してあるところに好感が持てた。2015/08/27
はせこー
3
門倉先生の本は本当に勉強になる。 無知こそが最大の罪だと改めて思わせてくれる一冊。2013/05/26
mako I
2
素人目に飛躍ているのではと思う所がありました。経済は専門外のため,説明不足なのか飛躍なのかはよくわかりませんが,その他の部分は経済の基礎的部分も噛み砕いて説明されている分かり易い本です。2010/10/26
としくん
1
【P.112】富裕層が豊かになるのは株価上昇によるところが大きく、それは人件費の抑制による企業収益の拡大が寄与しており、システムとしてどうしてもワーキングプアが必要になる➡︎トリクルダウン効果は実現しない 【P.153】あるひとつの世代を単独でみれば、どの世代でも現役世代に支払った年金保険料を上回る給付を、引退した後に受け取れる(平均寿命まで生きた場合) 【P.160】1973年、田中角栄が票取りに走り、年金給付の大盤振る舞いをしたことが、賦課方式・積み立て方式のいずれを選ぼうと、破綻する運命を決定付けた2016/08/15
hikokichi
1
いろいろ考えさせられました。結局自分の無力感を感じてどっと疲れました。2012/10/17