それって、立派な「うつ」ですよ - 自分を責める人たちの処方箋

著者名：安部結貴

実業之日本社（2014/02発売）

• ISBN：9784408451503

内容説明

深刻なうつや依存症になる前に読んでほしい「うつの最終形実用書」！　プチも入れれば1000万人！　といわれるほどポピュラーになった「うつ」には、情報が氾濫するとともに、誤解も増えているのが事実。本書は、十数年うつと闘ってきた著者が、その経験と医師への取材、数多くのうつ患者と依存症患者との交流から、間違った情報を正してより効果的な解消法を示した画期的な１冊です。また、うつに関連した依存症の実態にも触れ、自覚のないまま進行する病の恐ろしさを伝えています。

目次

第１章　プチうつとは
第２章　もしかして「うつ」ですか
第３章　どうして「うつ」になるのでしょう
第４章　うつが引き起こす依存症
第５章　うつの解消法
第６章　間違った解消法

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[でんか]

筆者自身がうつであることを公言しておられ、うつについて何冊も著書を出しておられる。その中の一冊。患者としての専門家である筆者の書き方は大変分かりやすく、平易な言葉で書かれていて読みやすい。また、具体的な症例を挙げておられるのでイメージしやすい。タイトル通りの処方箋となりうるかどうかは読む人次第だと思うが、一助にはなると思う。

2018/01/19

[あかは]

必要なところから共感しながら読みました。知りたかったことがわかったし、読んでよかったです。

2013/10/04

[桜もち 太郎]

著者が鬱闘病中で参考になり実践してみようと思うこともありました。鬱の根深さを実感。大切なことは医師の診療をしっかり受けること。これ以外にはありません。それにしても何も考えずに意識して寝るようにしましょう、って無理でしょそれ。

2016/04/06

[ochatomo]

著者は仕事に手を抜けない性格から深刻なうつに　周囲からの孤立が発病のきっかけとなる　自分を責め一人で解決しようとするのはよくない　依存症にも注意　2008刊

2008/04/30

[月と星]

★★★★「うつ」が分かりやすいです。絵も明るくて良いです。とにかく、自己判断でうつと決めつけるのは危険なのです。

2010/04/30