ハーレクイン 野の花に寄せて

著者名：スーザン・フォックス【著者名】/藤峰みちか【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596931498

内容説明

酒癖の悪い父が亡くなり、牧場主サムに引き取られてからも、リオは父の噂を十字架のように背負い、人々に蔑まれて成長した。今、唯一の理解者だったサムが心臓を患い、死を目前にしている。サムの息子ケインが牧場を継げば、わたしは追い出されるだろう。ケインもまた、いつもわたしを厄介者のように扱い、身寄りのない哀れな女だと言わんばかりの態度をとるのだ――わたしがひそかに彼を愛していることに気づきもせず。だがある夏の晩、ケインは突然リオを抱きすくめ、唇を奪った。激しい情熱、そして不可解な怒りと軽蔑を瞳に宿して。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちはや]

再読。スピンオフ読む前に再読したはいいものの、そのスピンオフでヒロインになる女性に対していい印象がもてない（笑）

2015/06/25

[ひまわり]

当て馬牧場主のその後が気になる。タイがヒーローのスピンがあるのね。｢罪深き天使｣

2012/01/27

[ゆづき]

S・フォックス作品はヒロインにこれでもか、と苦難を与え続けます。家族、周辺の人々、そして、ヒーローまでもヒロインに辛く当たり続けます。それが、スーザン・フォックスの醍醐味です！！（←力入ってます）そして、私は「牧場もの」が好きなのです。この、汗水垂らして労働し、茶色の土地を開墾し、牛と馬と、どこまでも続く地平線。そこに男と女。萌えないわけがない。この作品は私の初ハーレ作品なので思い入れは人一倍です。

2011/02/11

[kina]

読んでてあまりにもトンチキな意地悪カウボーイがヒーローなので、ダイアナパーマーだったか？と錯覚しそうになった。スーザンフォックスのヒーローも大概酷いですね。なぜそんなにも長い間自分の気持ちに気付かずヒロインに辛く当たり続けられたのか。最後に振られたちゃったタイの方が断然いいなと思ったけどスピンオフのヒーローだから仕方ないか。そしてヒーローよりタイよりサムの深い愛。ヒロイン母との純愛エピソードには泣かされました。飽きさせない話で一気読み

2018/12/31

[やまと]

ヒロインはとてもいい子だけﾋｰﾛーの良さが、いまいち。。わからない。タイの方がいい人だよね。。。ヒロインはつらい人生を過ごしてきたようなので、幸せになってほしいなあ

2015/05/18