ハーレクイン<br> プリンセスの隠れ家

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ハーレクイン
プリンセスの隠れ家

  • ISBN:9784596122728

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内容説明

リジーと違って、妹は人目を引きつける美貌の持ち主だったが、玉突き事故に巻き込まれ、脳死状態に陥ってしまう。驚いたことに妹は妊娠していて、男児を出産後、この世を去った。子供の父親が誰なのか皆目わからないまま四年が過ぎ、今では遺児ベンはリジーの生きがいだった。そんなある日、リジーは公国のプリンス・エンリコの訪問を受ける。なんと、ベンは公国を治める大公の孫だという。ベンを大公家に引き取るという申し出をリジーが突っぱねると、エンリコはとんでもない代案を示した。「ぼくと結婚して、ベンと一緒に公国に移り住んでくれ」★2004年に日本デビューして以降、次々と読み応えある作品を送り出してきたジュリア・ジェイムズが今月お届けするのはロイヤルロマンス。ゴージャスな世界が広がります。★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
王族の家系に生まれついたものの、なんとなく半端ものな印象のある困った次男王子様と、ゴージャス美女だった妹の子どもを懸命に育てているお姉ちゃんのロマンスです。自分の魅力にまったく気づかない女子が美しくなったとたん男子が目の色を変えるのには苦笑い。なんだかイギリスの次男王子のことを思っちゃったかもよ~。2020/10/23

キッチンタイマー

2
ヒロインは実はという変身ものの一種なんだけど、女の素材が見破れない色男ってやっぱりあちこち物足りない。で、ちょっと覚めちゃうんだよなあ。2014/05/31

akiyuki_1717

1
始めは高飛車なヒーローが、見た目を嫌悪までしていたヒロインの長所に気付き、逆に自分の王族である家族の欠点に戸惑いながらも、ヒロインと甥を守る約束を貫き通すところがとても素敵でした。髪型と化粧で並以下の見た目が、恐ろしく美人になるというのは若干行きすぎですが、ブランド物の服を着こなせるなら元々、要素を持っていたということですかね。ヒロインは可哀想なぐらいの少女時代を過ごしながら、心根の美しい女性に育ったのが不思議ですが…まぁヒーローも違う理由から同じような環境で育ったから、二人共生まれ持っての性格だったのね2016/04/05

こえん

0
再読。ヒーローの選択に拍手。2010/04/07

こえん

0
脳死状態の妹が産んだ息子を養子にした独身のヒロインと、その子の父方の伯父ヒーロー。彼らが公国のプリンスだったことで、話はヒロインにとって思いも寄らない方向へ…。とにかく皇太子のヒーロー兄と大公夫妻である両親が、信じられない言動をとりまくり…立場を考えたらアレが当然なのかもしれないけど、人としてはどうよ? というカンジ。ヒロインのことを妹と違って冴えないとは思っていても、彼女の持つコンプレックスを理解してからはちゃんとヒロインの気持ちを汲めるヒーローが良かった。2010/01/14

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