内容説明
放蕩者でならすアイボ・トレンチャードが最も恐れているもの、それは社交界デビューしたばかりの若い娘たちだ。子爵か公爵、はたまたただの金持ち男を捕まえようと躍起になり、爵位や財産だけが取り柄の男と一生をともにするなんて、アイボには到底理解できない。とはいえ、そんな彼と全く同じ考えの人物も存在した。叔母の名付け子で、最近まで男の子として育てられたジョシーだ。そのジョシーが幼なじみとの婚約発表を目前に控え、神妙な面持ちでアイボに相談を持ちかけてきた。「実は、キスされたときのふるまい方を教えてもらえないかと思って」アイボは度肝を抜かれ、しばし絶句した。★偏屈な父親に男の子として育てられた少女が、ある屈辱的な出来事をきっかけに、輝くばかりの美女へと華麗なる変身を遂げます。★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
1
どうにも自分勝手な最悪な父を持ったヒロインでしたねぇ・・・。しかし、ピーター君の甘ったれた行動の数々にはうんざりですね・・・・。こいつがちゃんと話ができないから~~~!しかし、ヒーロー弟も最低でした。どうか、改心してスピンオフなどありませんように・・・!!2013/01/13
こえん
1
うわー、ヒロイン父がすんごくイヤな奴…ありえない、持てなかった息子みたいにヒロインを育てたクセに後々それを責めるなんて。ヒロイン婚約者も不甲斐なかったしヒーロー弟もこれまた卑劣。だけど、ヒロインが変わっていく様とそれを支えるヒーローが良かったからOKかな。2009/03/21
ekdesu
0
★★★★★