講談社文庫<br> ウェディング・ドレス

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講談社文庫
ウェディング・ドレス

  • 著者名:黒田研二【著】
  • 価格 ¥838(本体¥762)
  • 講談社(2014/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062759724

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内容説明

結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤(ちりば)められた第16回メフィスト賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すたこ

40
★★★色々詰め込みすぎてて、何が何だか。中盤までは盛り上がっていて面白さもあったけれど、後半のネタばらしはあっちこっち行って理解出来ない。密室トリックに至っては馬鹿馬鹿しいとしか思えなかった。真相も長々とした説明で、ちょっとうんざり。もっとスッキリした方が読みやすいのに。謎と伏線がてんこ盛り。ペルソナ探偵は面白かったのになぁ。2015/10/14

koma-inu

37
作者デビュー作にして、メフィスト賞受賞作。結婚式をむかえた花嫁と花婿、2つの視点で起こる事件。途中からパラレルワールドのように分岐し、掴みどころ無い複雑ストーリーへ。終盤に明かされる伏線回収に脱帽。メイントリックには薄々気付いていたものの、ヒントが沢山あった事が明かされ、その綿密さを楽しめました。また、密室トリックが北山さんを思わせるる斬新な内容で、本格度も高い。全般的にダークな内容ですが、救いのあるラストも印象的。2024/05/21

じゅんぢ

30
メフィスト賞らしい作品だと思う。最後のトリック、叙述トリック、すべてにおいて面白かったけど、脇役の扱いに不満が残る。2021/09/15

gonta19

23
2011/10/20 Amazonより届く。 2012/2/10〜2/15 第16回メフィスト賞受賞作。 いやい、見事にやられた。祥子とユウ君のすれ違いが、そういうことだったとは。タイトルもそういうことだったのね。 黒田さんの作品は、二階堂黎人氏との合作しか読んだことが無かったが、こういう作品を書く人だったんだ。次作品のペルソナ探偵も楽しみだ。2012/02/15

きあら

19
結婚式当日、忘れ物を取りに戻ったユウが事故に遭ったと呼ばれた祥子は襲われる。離れ離れになってしまった祥子とユウは、それぞれがお互いと真相を探し始める。なんとなくそうなのかなと思いながらも、ズレ方が複雑なので混乱してくる。バカミスと言う言葉を初めて知った。2024/05/12

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