チェコ市場経済化過程の研究 - 体制転換と金融システムの構造変化

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チェコ市場経済化過程の研究 - 体制転換と金融システムの構造変化

  • ISBN:9784766431162

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内容説明

ベルリンの壁崩壊は、中・東欧諸国に何をもたらしたのか?
ビロード革命から連邦解体、そしてEUへの加盟……。民主化・分裂後のチェコは、体制転換と急激な市場経済化のなかでドイツをはじめ西側資本の支配下へと組み込まれていった。企業民営化と金融システム改革をめぐる攻防を通して、チェコ経済社会の実態を描いた大作。

・冷戦期には「優等生」と言われたチェコ経済が、資本主義化、EU 加盟を経て、なぜ経済停滞を招き、ドイツ・オーストリア等の外資支配下に組み込まれていったのか。
・金融・証券市場における転換過程を追い、国内の制度変化と個別金融機関の行動との両面から明らかにする。
・著者が現地で独自に収集したチェコ語・ドイツ語の膨大な一次資料を用いた唯一無二の研究。

目次

序章 プラハの春からビロード革命へ──体制転換の構想と過渡期経済の現実

第Ⅰ部 共産党政権崩壊後の体制転換と大規模民営化
第1章 国有企業の民営化プロセス
第2章 バウチャー方式民営化の構造と間題点
第3章 体制転換の過渡期における移行機関の役割

第Ⅱ部 連邦解体と銀行民営化
第4章 体制転換をめぐる移行戦略および連邦解体問題
第5章 計画経済体制下の金融システム構造の解体と民間銀行システムの成立

第Ⅲ部 EU市場への参入と銀行経営の悪化
第6章 金融システムの構造変化と主要銀行の軌跡
第7章 体制転換移行期における国民経済の変化と銀行セクターへの作用

第Ⅳ部 証券市場の生成とプラハ証券取引所の外資子会社化
第8章 バウチャー方式民営化に直結した付随的資本市場育成の限界――RM-System挫折への道程
第9章 チェコ証券市場におけるプラハ証券取引所の役割とEU化

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