朝日新聞出版<br> 公務員クビ!論

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朝日新聞出版
公務員クビ!論

  • 著者名:中野雅至【著】
  • 価格 ¥779(本体¥709)
  • 朝日新聞出版(2013/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022731968

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内容説明

相次ぐ不祥事や天下り批判で大改革が始まり、キャリアもノンキャリも「県庁の星」も、大氷河期に突入するという衝撃の「公務員論」! 賃金格差やリストラも当たり前、自治体のお取り潰し、カリスマ公務員の出現など、仰天の未来図を、市役所、県庁、霞が関を制覇した「公務員三冠王」の俊英が懇切に解説。

目次

第1章 公務員はいかにして公務員になるのか―公務員のしられざる世界
第2章 キャリア官僚受難の時代―実は苦悩しているエリート達
第3章 追いつめられる普通の「ノホホン公務員」
第4章 格差が広がる地方公務員
第5章 世界標準は「官民統一」
第6章 市場万能時代、公務員はどれだけ努力しても民間に勝てない?
第7章 格差社会における行政サービス―三極化するニーズに公務員は対応できるか?
さいごに―公務員冬の時代、「ひきぬかれる公務員」になれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペールエール

5
主な内容は公務員もこれからは「内部での競争」が多くなっていき、年功序列の システムも薄れてくるだろう、ということであった。 興味がわいた部分としては公務員としても公務員の論理が存在する、 ということである。 様々な形で公務員批判は湧き出てくるが、全て簡単に片付く問題ではない。 いかに公平・中立性を担保しながらスムーズな行政を行っていくか。 マスコミが単純に報道する程やさしい問題ではないのだ。 そして筆者は締めくくった。様々な利害調整をへて、日本が成長していくためには 強力なリーダーが必要だ、と。行政の2012/10/18

ぼっこれあんにゃ

5
◎最初は公務員に対して厳しいことが書いてあるのか、と恐る恐る読んだが、著者が公務員出身ということもあってか、かなり公務員を擁護してくれている。公務員の実態を知るにはこの本が最適であろうと思います。公務員バッシングの分析も参考になりました。まあ、どんなバッシングにあっても、あえて仕事とは区別して、誠心誠意頑張っていかなければと思っていますが。2009/12/04

遅筆堂

4
ただの公務員叩きではないところが読む気を起こすところ。公務員の実態はこの辺だよなあと実感できる内容。まったくご苦労様ですよ。制度疲労の激しい分野だな。安易な公務員志望の学生は事前に読んでおいた方が良い。2010/02/09

ona

3
単なる公務員バッシングの本ではなく、比較的中立的観点から書かれている。民間感覚からズレた公務員の実態を批判してはいるものの、世間一般に流布しているやや的はずれな批判についても言及することで擁護もしている。「公務員」と聞いただけで脊髄反射的に公務員叩きを展開してしまう(というか批判したがる)ような人にとっては気に食わない内容かもしれないけれども、まあ実態はこんなもんだよなあ。2011/08/29

人間万事塞翁が馬

2
公務員の役割は何か。公務員にしか出来ないことは何か。それは意外に少ないと著者は言う。また、しかしそれは重要だとも。地方分権が進めば、公務員の立場も変わる。もう、民間だ官だと分けず、『官民の流動化』が必要なのだとまとめられていた。世間の厳しい目に、臆することなく、しかし、その目に誠実に接していく、そういう姿勢を忘れずにいたい。2012/03/20

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