新潮文庫<br> 五能線の女

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新潮文庫
五能線の女

  • 著者名:西村京太郎
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • 新潮社(2014/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101285214

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内容説明

海と森、東北の美しい自然に抱かれる、五能線。私立探偵・橋本豊は、素行調査の報酬を手に、念願の「リゾートしらかみ」号に乗車した。だが、それは罠に他ならなかった! 彼は、青森県警に千畳敷殺人事件の容疑者として拘束されてしまう。橋本を救おうと動いた女性探偵もまた窮地に陥る。十津川警部は、元部下の無実を信じ、現地へ向かった。旅情溢れる、トラベル・ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

6
まるでテレビの2時間ものの台本を読んでいる気分のまま読了。読みながら、高橋英樹、愛川欽也、森本レオの顔が浮かびました。テレビが原作に忠実なのか、原作がテレビ向きなのか。正直、ミステリの読み物としては物足りなさは否めず、ですが。いつか本書を抱え、「リゾートしらかみ」にて五能線を旅してみよう。などと真剣に検討中です。2011/06/11

4
いつだったかは覚えてないけど、10歳の頃に近所の商店街のすっごい小さい本屋さんでばーちゃんに買ってもらった。小説を買ったのはこれが初めてだったなぁ。実はあんまり内容覚えてないんだけれど。最初に嵌められた探偵かわいそー、くらいしか。

mawaji

3
五能線の知名度向上に著しく貢献したということが遠藤功「五能線物語」に書かれていたので手に取りました。もしかして初西村京太郎。風光明媚な五能線での連続殺人事件捜査のため何度も「リゾートしらかみ」に乗車していただいては沿線各所にある観光地の見所を詳しく解説してくださり、故郷を懐かしく思い出しながらもありがたく思いながら読みました。家族旅行でウェスパ椿山や十二湖を廻った時は車だったので、いつか五能線(しかも鈍行)でゆるゆると巡ってみたくなりました。初対面の乗客の口車にうまく乗せられてしまうのは朴訥な東北人ゆえ?2020/05/30

deria

3
シンプルでスタンダードな時刻表トリック、肩肘張らずにリラックスして読める。ラストは中途半端な感じでしたが、ダラダラ長くならないのは新鮮でした。娯楽としては丁度良い作品!2014/09/08

yummy

0
五能線、蜃気楼ダイヤ、それだけ。2013/11/24

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